ネットワークの監視は、1つのメーカーの機器だけではなく、 複数のメーカーの機器を監視するのが一般的。 SNMPを使って機器を管理する場合、メーカーごとに仕様がバラバラだと、 どのようなSNMPコマンドを送ればよいのかわかりません。 そこで、異なるメーカーでも同一のポリシーで管理情報を共有できるように、 MBI(Management Information Base)というフォーマットが決められました。 MIBの構造は以下のようになっています。 様々な機器が持っている情報をモレなくダブりなく定義できるように、 ルートを頂点としたツリー構造になっています。 このツリー構造のことを「MIBツリー」とか「オブジェクト・ツリー」と 呼んでいます。 SNMPを使って、機器の何の情報が欲しいのかを指定するには、 「OID(Object ID)」を使います。 OIDとは、MIBツリーをルートから辿って、目