パレスチナ自治区ガザ地区のイスラエルとの境界付近で行われたデモで、イスラエル軍が発射した催涙ガス弾から逃げるパレスチナ人(2018年6月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / MAHMUD HAMS 【6月9日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルの境界付近で8日、イスラエル軍の発砲があり、同自治区の保健当局によるとパレスチナ人4人が死亡、100人以上が負傷した。負傷者にはAFPのカメラマンも含まれている。同地域では今年3月から、デモ隊とイスラエル当局との衝突で死者が出る事態が続いている。 負傷したカメラマンは、ガザ地区で2000年からAFPに写真を提供しているモハメド・アベド・ババ(Mohammed Abed al-Baba)。本人によると、ガザ北部ジャバリア(Jabalia)の東にある境界から約200メートルの場所で、はっきりと認識できる報道関係者用ベ