シリア国境に近いゴラン高原に配備されたイスラエル軍(2019年11月19日撮影)。(c)JALAA MAREY / AFP 【11月20日 AFP】(更新)イスラエル軍は20日、シリア国内のイラン軍精鋭部隊とシリア軍を標的にした「大規模な」空爆を実行し、イランおよびシリア側の少なくとも23人が死亡した。イスラエル軍と在英のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が明らかにした。 イスラエル軍は、前日19日に自国内にロケット弾4発が撃ち込まれたことを受け、イランの精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」とシリア軍に対し数十回の空爆を行ったと説明した。イスラエル軍がシリア国内での軍事行動を認めるのはまれ。 シリア人権監視団によると、この空爆で戦闘員21人、民間人2人の計23人が死亡した。 同監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abd