少し前「Googleやその他のIT企業の面接でされる質問」として様々な「難問奇問クイズ」が取り上げられていました。「さすが天才集団……面接も一味違う」と感心した人がいる一方「あれはなんの役に立つのか」と思った人も多いと思われますが、その後Google自身がデータを解析した結果、解答の内容とその人物の優秀さには全く何の関係もないことが明らかになりました。 これはニューヨーク・タイムズに掲載された「In Head-Hunting, Big Data May Not Be Such a Big Deal(訳:ヘッドハンティングではビッグデータは役に立たないかもしれない)」というインタビューで、Googleの人事部長ラスロ・ボック氏が答えているもの。ボック氏は、以前DNAでも取り上げたよい管理職をデータで定義する「Project Oxygen」を主導した人物です。 雇用する側がビッグデータを活用す