神山健治監督最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が公開中だ。本作は、『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』の神山健治監督による、�初のオリジナルの長編劇場アニメーション。岡山県に暮らす居眠りばかりしている女子高生・森川ココネが、不思議な夢と現実を行き来しながら家族の秘密に迫っていく模様を描く。主人公の森山ココネの声を担当するのは女優の高畑充希。そのほか、満島真之介、江口洋介、釘宮理恵などが声優として参加している。 リアルサウンド映画部では、監督・脚本・原作を担当した神山健治監督にインタビュー。『ひるね姫』を制作するに至った��経緯をはじめ、デジタル作画を導入した理由やこれからのアニメーション業界の課題について語ってもらった。 「3.11で心境に変化が生まれた」 ーー『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は、神山監督にとって初のオリジナル長編アニメーションです。“初”というところに