話題プロジェクト あなたは、歯科技工士という仕事をご存じでしょうか? 歯医者が治療で使用する歯のかぶせ物や入れ歯などは、実は歯医者ではなく、歯科技工士が作製していることがほとんど。治療行為は行わず、かぶせ物や入れ歯などをつくることに特化する”歯をつくるプロ”として、日本では約3万5千人が活躍しています。 そんな歯科技工士たちは、法律上の理由で、コンピューターのみを使うフェーズの仕事であっても歯科技工所の中で勤務するのが通例でした。 コロナ禍でも、在宅ワークを実施している歯科技工士はごく一部と言われています。 そんな中、川崎市の歯科技工所 QLデンタルメーカー株式会社は、コロナ禍以前から歯科技工士が在宅ワークを行うための検討を行い、昨年「在宅ワークキット」を考案、ホームページで公開しました。 それまで歯科技工所を開設するには最低100万円以上かかると言われていましたが、このキットでは7万5千
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