LGエレクトロニクスは、デジタルサイネージの表現の幅を大きく広げている。有機ELディスプレイをつなげ、大きなウェーブを作り出したり、トンネルを作ったり。最近は設置場所が大幅に広がる薄型化にも熱心だ。韓国、米国を中心に展開しているデジタルサイネージは日本市場にも参入し始めている。新製品ラインアップとその技術について、LGエレクトロニクス・ジャパンが説明会を実施した。 「デジタルサイネージの世界市場は、2016年で18%の伸びを示した。その中でLGのシェアは2015年通年の15.7%から2016年1〜3Qは19.3%になり、顕著に伸長している」とLGエレクトロニクス・ジャパンのデジタルサイネージ事業推進室長である斎藤秀実氏は、現状を説明する。 現在、デジタルサイネージは店舗、駅などの交通機関、政府や企業、教育向けとあらゆる場所に導入が進んでいる。しかし求められるサイズや形、仕様は設置される場所
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