飲食店のドタキャン(ノーショー)問題の対策として、弁護士の北周士氏が「ノーキャンドットコム」を立ち上げました。運営が店側に代わって、キャンセル料を回収するサービスです。 店は利用開始時に、予約のキャンセルに関するポリシーを作成。キャンセル料や注意事項といった規定を、店のサイトやグルメサイトで告知します。 そのうえでキャンセルが発生した場合、運営が督促業務を代行。キャンセル客から料金を徴収し、そこから手数料30%を差し引いて店へ振り込む仕組みです。 会員登録自体は無料。このときキャンセルポリシーを作成し、ルールを明文化する キャンセル料の回収が成立した際に、運営側に手数料が入る 経済産業省によると、ドタキャンによる飲食店の年間被害額は2000億円にも上るとのこと。この問題を放置すると飲食業界の健全な発展が妨げられ、飲食業界で働く人たちの待遇にも悪影響が出ると考え、北氏はサービスを始動しました