セキュリティ分野で2009年注目のITキーワードを聞いた調査でITpro読者の注目を集めたのは,米国政府が2010年に強度の弱い暗号技術の利用を止める「暗号の2010年問題」と「USBウイルス/USBワーム」。いよいよ取り組むべき課題として認知されてきた2010年問題をにらみつつ,既に定番になった感のあるUSBウイルス/USBワームへの対処に追われる1年になりそうだ。 2位に入った「暗号の2010年問題」は,現在普及している暗号/認証システムが2010年末に使えなくなるという問題のこと。アルゴリズムのぜい弱性や暗号鍵長の不足などで解読が容易になる「2TDES(秘密鍵を2個使う3DES)」や「1024ビット長のRSA」,ハッシュ関数の「SHA-1」といった暗号技術を,2010年末までに米国立標準技術研究所(NIST)が政府標準から外す。日本でも2013年度までに同様の施策を採る。 暗号の20
