楽天グループは、12月1日からSPU(スーパーポイントアッププログラム)を改定する。SPUとは、同社グループのサービスを使うことで、楽天市場でのポイント還元率が上がるしくみのこと。楽天モバイルユーザーならプラス2倍、楽天カードでの決済でプラス1倍、楽天トラベルの利用でプラス1倍といった形で、付与されるポイントが増えていく。サービスを利用すればするほど、楽天市場で買い物をした際にもらえるポイントが増えるというわけだ。 12月の改定では、各サービスの倍率が見直され、最大15.5倍から16.5倍に倍率がアップする。一見、利用者にとっては朗報とも言える改定だが、ネットでは「史上最大の改悪」との声も相次いだ。それはなぜか。その理由をひも解いていくと、楽天グループが楽天モバイルの契約者獲得に向け、さらにアクセルを踏み始めたことが見えてくる。 楽天モバイル契約だけで常時5%還元 楽天は、12月1日のSP
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