河村たかし名古屋市長の支援団体が集めた市議会解散請求(リコール)署名の縦覧が1日に終了した。11月24日発表の審査結果では、有効署名は住民投票に必要な法定数36万5795人分に1万2004人分足りなかったが、異議申し立てがされた署名は1日現在で延べ約2万9000人分に上った。申し立ての大半は無効とされた署名を有効にするよう求める内容で、住民投票実施の可否は異議申し立てについての再審査結果が判明する今月17日ごろになる。 ◇住民投票の可否は17日ごろ 選管のまとめでは、11月25日から1日までに2万697人が市内16区役所に縦覧に訪れ、延べ2万9228人分の署名に異議申し立てがあった。重複した申し立ても含まれる。 このうち、約2万人分は支援団体が1日に申し立てた。支援団体は、市選管による約10万人の署名者への個別調査で「受任者から求められて署名をした」などと答えて無効とされた署名の一覧