枝野幸男官房長官は18日午後の記者会見で、菅直人首相が19〜21日の連休中に東日本大震災の被災地の視察を検討していることを明らかにした。 枝野氏は「正直、難しい判断だが、震災発生から1週間を超え、避難所の皆さんが大変不便で不自由な生活をしているので、最高指揮官である首相自らが直接見聞きする意義の大きさは非常に高まっている」と述べた。ただ「一定のエネルギーが現地の受け入れ先にかかることも考慮しなければならない」とも述べた。 菅首相は震災発生翌日の12日、東京電力福島第一原子力発電所を視察したが、東電側の対応の遅れを招いたとの指摘が出ている。 【関連記事】 ・首相、自衛隊の放水遅いと“八つ当たり” ・「僕はものすごく原子力に強い」菅首相の7日間 ・野党から強い反発か 仙谷氏が官房副長官 ・福島知事「3つのing、認識を」 防災担当相に ・最先端のレスキューロボ、いまだ待機