週末、割引な高速道路を利用した。思えば大分世話になったものだがもうすぐ割引とはお別れだ。全線タダにする、という夢物語によって政権をとった(理由はそれだけではもちろんないが)民主党が社会実験と証して一部の区間をタダにする代わり、大半の割引をなくしてしまうからだ。もちろん、全線タダになるなんて期待すべくもない。 そもそも高速道路は使った人がいくらかの料金を負担すべきではあり、タダであることが重要ではない(等しく恩恵を受けるという意味では業務用はタダ、のほうがよっぽど有効だろう)。自民党の高速道路割引策は、本質的には高速道路を安く使わせよう、ではなく、週末のレジャーを復興させようという政策だから、民主党がマニフェストにうたったそれとは色合いが異なる。どっちも良策とはいえなさそうだけれども。 それにしても、マニフェストというのが公に導入されてからこのかた、まともに実現された記憶がない。夢しか書いて