ドイツ南部ガーヒンク(Garching)で、ミュンヘン(Munich)市内のアパートから見つかったナチス・ドイツ(Nazi)の略奪絵画1500点近くが保管されている税関(2013年11月3日撮影)。(c)AFP/DPA/ANDREAS GEBERT 【11月18日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)にあるアパートの1室からナチス・ドイツ(Nazi)がユダヤ人らから略奪したとされる絵画1400点以上が見つかった問題で、部屋の所有者のコルネリウス・グルリット(Cornelius Gurlitt)氏(80)はドイツ誌とのインタビューで、何の抵抗もせず自主的に絵を手離す気はないと断言した。これにより、問題の早期解決は難しくなった。 17日の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)掲載のインタビューでグルリット氏は、一連の絵画はナチス体制下のドイツで有力な画商だった父親が合法的に入手