世界では毎年、膨大な量の食品が廃棄されている。このうち、約3分の1を占めるのがレストランや小売店が廃棄するまだ十分食べることのできる食品だ。フードロスが社会問題化する中、スウェーデン発のスタートアップが革新的なソリューションを生み出した。 スウェーデンとロンドンに拠点を持つ「Karma」は、腹を空かせたユーザーと人気レストランをつなげるアプリを提供している。ユーザーは、アプリを介してレストランから余った食品を通常の半値以下で買うことができる。Karmaはフードデリバリーの「Deliveroo」と似ているが、ユーザーがレストランまで食品を引き取りにいく点が異なる。 Karmaは2016年にスウェーデンでサービスをリリースし、現在はレストランやベーカリー、ホテル、カフェ、スウェーデンで最大手クラスのスーパーマーケットチェーン3社を含む1500社と提携している。 今年2月にはロンドンでのサービス