ネタそうだ、京都へ行こう。
ARINが、IPv4アドレスを売買できるように制度を改める方針を検討しているという。IANAの首脳も「アドレスの市場」の創設に積極的だ。市場化はいずれにせよ避けられないので、放置しておくとブラックマーケットができるだけだ。 当ブログで何度も指摘してきたとおり、「アドレスの枯渇」などという問題は、現在の社会主義的な割り当て制度の生み出した幻想である。Wikipediaをみただけでわかるが、市場で取引するのに適していない公共財とは非競合性:ある人が資源を利用しても他の人と競合しない排除不可能性:他人の利用を排除できないという二つの条件を満たすものに限られ、それ以外の財は市場で配分することが可能であり、効率的だ。IPアドレスは競合的で排除可能だから、典型的な私的財であり、市場で配分すべきである。 この改革によって「IPv6の普及が遅れる」などという心配は、本末転倒だ。どっちみちv6は、v4の
新聞社3社連合が作った、「新す(あらたにす)allatanys」(http://allatanys.jp/)が面白い。 古生代の海洋生物の学名っぽい凝ったネーミングも、個人的に気に入った。 「allatanys.jp → all at anys → a(朝日)n(日経)y(読売)の全て」 そして、「News → 新+s → あらたにす」。 字面は微妙だが、意味づけと響きは良い。 しかし、世のブログやソーシャルブックマーク界隈では、かなり叩かれている。 いわく、「RSS配信も無いのか」、「個人のマッシュアップサイトかと思った」、「Googleニュースで充分」。 はっきり言ってしまえば、「あらたにす」は間違いなく失敗する。かつて共同通信と地方紙連合が立ち上げた47NEWSと同じくらい、過疎状態になる。なぜダメかと言うと、RSSに対応していないのも驚いたが、構成自体が新聞といったマスコミの論理か
へんな会社を貫くために、普通の会社のやり方をよく理解しておくというのは必要なんじゃないか、とこれははてなに限らず思う次第。【Kousyoublog | はてな移転で中の人が言うべきことと言ってはいけないことより引用】 この手の発言こそが、まさに「出るクギを打とうとする」行動。近藤さんに関してはそんな心配をする必要は全くないが、他の若い人たちが「やっぱり『普通の会社のやり方』をちゃんと勉強しなきゃ」などと誤解してはいけないと思い一言。 上場している企業と違い、はてなのように、ごく少数の株主が所有している会社の場合、株主・取締役の了解さえ取れれば、大幅な経営方針の変更は自由にしてかまわない。それが非上場であることの大きな利点だ。 今回の場合、「米国からは一時撤退し、多少会社の規模が小さくなっても良いから、京都にもどって落ち着いた環境でもう一度もの作りに専念する会社としてやりなおす」という決定は
※ごく個人的感想ノートです。人によってはネタバレを含むかもしれないのでご注意ください。といってもたいした内容も無いですけど。 ※興味のある方は、本文を飛ばしてでも(僕以外の方の)コメントを読むことをお薦めします。こんなエントリにぶら下がっているのが本当にもったいないコメント群です。 自分ではどうにも上手く触れられそうになかったので今まで京極夏彦に触れることは無かったのですけれど、黒猫亭さんと京極堂シリーズの話をさせていただいた時に、自分が抱き続けていた『陰摩羅鬼の瑕』へのもやもやの原因がわりとはっきりしたのでちょっと書いておきます。というか、書こうと思ってたのに忘れてたのを思い出したのですけど(^^; まあそんなに複雑でも長い話でもなくて、多分僕はあの作品のテーマの一つでもある儒教について、あの圧倒的知識と言葉の奔流で語り倒して欲しかったんだと思います。いつもの「これでもか感」というか「そ
「MacBook Airの外観は無駄がなくてスマートですけど,中身は無駄ばかりってことですか?」。作業の後に宇野記者が発したこの一言が,分解を終えた技術者たちの感想を代弁していた。 日経エレクトロニクス分解班は,国内大手パソコン・メーカーの技術者複数名の協力を得て,再生が困難なところまでMacBook Airを解体してしてみた。その結果明らかになったのは,意外な内部構造だった。参加した技術者たちは,「事前の想像と全く違った」「ODMの製品も含めて,これまで見たどんなパソコンとも違う」と振り返る。 技術者一同を驚かせたのは,非常にコストのかかる作りになっていたことである。例えば,部品を固定するネジの本数が極めて多い。キーボードを据え付けるものだけで,30本ほどもある。「全体のネジの本数は,うちの会社が作る場合と比べて数倍」(技術者の一人)。上下の筐体をつなぐヒンジや外装部品の内面を見た技術者
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Mara Der Hovanesian (BusinessWeek誌、金融担当エディター)Christopher Palmeri (BusinessWeek誌、ロサンゼルス支局上級特派員) Nanette Byrnes (BusinessWeek誌、ニューヨーク編集委員) Jessica Silver-Greenberg、Emily Thornton (ニューヨーク) 米国時間2008年2月7日更新 「Over the Limit」 昨年女の子が誕生してから、フィッツジェラルド家の出費はかさみ、家計が苦しくなった。そこでバーテンダーのジョンさんと妻のアデラ・ウチダさん(地元テレビ局のキャスター)は日用品や自宅(ミシガン州ランシングにあり寝室は
第4回 最も重要な伝票入力を比較してみた:パソコン好きが青色申告を体験してみると?(1/6 ページ) 筆者のようなフリーランスでも、年間の伝票枚数は1000枚近い。青色申告ソフトを使う上で“伝票入力”が簡単かどうかは非常に重要な点だ。その点について、「やよいの青色申告」「みんなの青色申告」「やるぞ!青色申告2008」のそれぞれを見ていこう。
「The Secret History of Silicon Valley」というビデオがありました。 Steve Blank氏が2007年12月18日にGoogle社内で行った講演でした。 Google TeckTalksとして講演内容が公開されています。 シリコンバレーの歴史に関しての講演です。 56分の講演です。 以下、要約です。 講演では、多くの写真やビデオが紹介されています。 誤訳などが含まれている可能性が高いので是非元ネタのビデオをご覧下さい。 私は歴史家ではない。 間違っている認識があるかもしれない。 話の多くは公開された文献から引用している。 シリコンバレーには4つの波があった。 Defense(防衛)、Integrated Circuits(集積回路)、Personal Computers(パソコン)、Internet(インターネット)。 シリコンバレーにいる全員が、その
◎緊急医療の危機ひしひし 「市立奈良病院は救急患者を受け入れる間口が広いので心強いんです」。救急車に指示を出す奈良市消防局員がこんなことを言っていた。同病院は救急患者を受け入れている病院の中でも、「何でも診られる」総合診療を修めた医師が当直に立つ数少ない病院だからだ。そのためか同病院の救急患者の受け入れ数はここ数年増加中。だが、当直に一晩立ち会わせてもらうと、数字ではわからない「救急医療の危機」が見えてきた。 ■休む間もなく次の患者 救急医療機関は、軽症患者を診る「1次救急」、入院や手術が必要な患者を治療する「2次救急」、重篤患者に対応する「3次救急」とに分かれる。市立奈良病院は「2次」にあたる県内42救急病院の一つだ。 2月6日午後5時半 病院に到着した。この日の当直医は総合診療科部長の西尾博至医師。40代前半の長身で、テレビドラマ「救命病棟24時」の主人公で俳優の江口洋
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