大型タービン 震災後初出荷 4月14日 11時1分 電力不足が懸念されるなか、茨城県日立市にある大手電機メーカーの工場から、震災後初めて、火力発電所の大型タービンが、電力不足の解消に向けて稼働再開を予定している関東地方の発電所に向け出荷されました。 日立市にある日立製作所の主力工場は、火力発電所の大型タービンを製造していますが、工場と港を結ぶ国道が震災の被害で使えなくなっていたため、出荷が止まっていました。国道の復旧工事が終わったことから、14日が震災後初めての出荷となりました。大型タービンは重さが50トン以上あるため、60本以上のタイヤがある専用のトレーラーに積まれ、工場から港までの15キロの距離を1時間半かけて進みました。また、トレーラーの高さは5メートルを超えるため、国道では、ぶつからないように信号機の向きを変えたり、歩道橋の高さを倍に引き上げたりする作業が行われました。港に到着する