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ブックマーク / number.bunshun.jp (63)

  • スローインの4つのエリアと約束事。どこまでも緻密なザック流戦術。(木崎伸也)

    「(ザック流は)ボールをポゼッションするためのスローインじゃなくて、シュートまで持って行くためのスローインなんです」 槙野智章(日本代表DF) ザック流戦術が、いかに細かいか? それはスローインに関しての“決まり事”のバリエーションの多さからもよくわかる。 東アジアカップの4日目、韓国のナショナルフットボールセンターで行なわれた練習でのことだ。 今回は初招集の選手が多く、チームのやり方をあらためて基礎から伝える必要があった。オーストラリア戦を2日後に控えたこの日、ザッケローニ監督が最も時間を割いたのはスローインのメニューだった。ピッチを4つのエリアに分割して、それぞれのエリアから「どうやってスローインをするか」を指導する、というものだ。 その4つのエリアとは、以下のとおりである。 (1)自陣内の高い位置 (2)敵陣内の低い位置 (3)敵陣内のペナルティボックスとPKスポットの間 (4)敵陣

    スローインの4つのエリアと約束事。どこまでも緻密なザック流戦術。(木崎伸也)
  • なぜコンフェデ杯で全敗したのか!?データが示す日本代表の意外な弱点。(木崎伸也)

    イタリアには善戦したものの、終わってみれば3戦全敗と惨敗した日本代表。ザッケローニ監督は「どこを強化するかというところがはっきり見えてきた」と語ったが、W杯まで残り1年で巻き返せるか。 「私たちの分析システムでは、ゴール前でタックルが成功すれば、 サイドのライン際で成功するよりも高いポイントを得る」 (FIFAに分析データを提供しているカストロール社) はたして日は強いのか、弱いのか――。 コンフェデレーションズカップで3連敗したことで、ザッケローニ監督および選手への評価が揺れている。一部のメディアでは監督を替えるべきではないかという声が出ているほどだ。 ただ、ザックが練習を非公開にして戦術の細部と全貌を明かしていないため、批判も抽象的なものが多く、具体的に何が良くて、何が悪いか、はっきりさせられていない印象がある。 こういうときは主観を排除し、データをヒントにすると見えて来るものがある

    なぜコンフェデ杯で全敗したのか!?データが示す日本代表の意外な弱点。(木崎伸也)
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    ryozo18 2013/06/28
    シュート数が他国とほぼ同じとか隔世の感があるな
  • 熱心なファンは新しいファンを育てる!?顧客同士が満足度を高めあう好循環。(葛山智子)

    ドジャースタジアムで、イニングの合間に「TAKE ME OUT TO THE BALLGAME」を歌って盛り上がるファン。応援席の一体感はテレビ観戦では味わえない醍醐味だ。 日野球機構が、2013年度公式戦(第1クール終了時まで)の入場者数を発表した。それによると、1試合平均の入場者数はセ・リーグで26,801人(前年同時期比 1.5%増)、パ・リーグは20,783人(同 0.1%減)と、まずまずのスタートを切っているようだ。 爽やかな気候のこの季節。スタジアムでの観戦を楽しんだ読者も多いのではないだろうか。 前回は、日のプロ野球を題材に、顧客満足度を高める前提として必要な条件を確認した。では、具体的に、どのような施策を設計していけばいいだろうか。 ここで一旦、アメリカの状況に目を向けてみよう。 MLBでは「観客は試合の結果に一喜一憂するだけではなく、スタジアムでの体験に基づく印象でも

    熱心なファンは新しいファンを育てる!?顧客同士が満足度を高めあう好循環。(葛山智子)
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    ryozo18 2013/05/27
  • 中継ぎ投手・上原浩治が絶好調!数字が証明するMLB屈指の凄さとは?(菊地慶剛)

    もはやレッドソックスのベンチ内での名物と言ってもいい、上原浩治投手のハイタッチ。笑顔でベンチ内のムードを盛り上げる。 メジャーリーグの開幕から3週間。今シーズンは開幕から日人投手たちの活躍が目立っている。その中でここまでのMVPを選ぶとするならば、今年からレッドソックスに移籍した上原浩治投手を挙げたい。 もちろん読者の中には異論もあるだろう。 例えば、勝利数、防御率ともにア・リーグのトップ争いをしているレンジャーズのダルビッシュ有投手はもちろん、ここまで抜群の安定感を誇るマリナーズの岩隈久志投手の存在も捨てがたいのは事実だ。ただチームに及ぼす影響力という面では、現在、激戦区のア・リーグ東地区で首位を走るチームへの上原の貢献度は計り知れないものがあることを忘れてはならない。 岩隈やダルビッシュのような先発投手ではなく、またセーブ機会に登板する抑え投手でもない、“中継ぎ”の上原が、日で大き

    中継ぎ投手・上原浩治が絶好調!数字が証明するMLB屈指の凄さとは?(菊地慶剛)
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    ryozo18 2013/05/01
  • 強いチーム? やる気のある従業員?スタジアムを満杯にするのは誰か。(葛山智子)

    サンディエゴ・パドレスの拠地、ペトコ・パーク。海沿いの街らしく外壁は白い砂浜をイメージしたという。2006年、第1回WBCで王貞治監督率いる日本代表チームがキューバを破り世界一に輝いた球場でもある。 3月。Jリーグに続き、プロ野球もいよいよ開幕する。春夏共に甲子園優勝投手となった阪神・藤浪や日ハム・大谷、巨人・菅野などルーキーの活躍も楽しみだ。 かつてに比べればテレビの地上波での野球中継は少なくなったが、スタジアムに足を運ぶ人はどうだろうか。昨年の入場者総数はセ・リーグで11,790,536人、パ・リーグ9,579,690人、1試合当たりそれぞれ27,293人、22,175人であった(一般社団法人日野球機構ウェブサイト)。セ・リーグの1試合平均入場者数は、1992年の35,309人をピークに、その後多少の増減はあるものの2005年以降は30,000人を下回っている。(パ・リーグは過去2

    強いチーム? やる気のある従業員?スタジアムを満杯にするのは誰か。(葛山智子)
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    ryozo18 2013/03/26
  • “全員で崩す”浦和を象徴する最前線。シュート数ゼロ、興梠慎三の献身ぶり。(茂野聡士)

    今季、8年間在籍した鹿島から浦和に移籍した興梠。現在26歳、選手としても今まさに円熟期を迎えようとしている。 出場3試合、計234分間で0。 J1リーグ開幕戦のサンフレッチェ広島戦(2日)、第2節の名古屋グランパス戦(9日)、そして12日に行われたACLグループステージ第2節、ムアントン・ユナイテッド(タイ)戦で、浦和レッズの1トップとして先発した興梠慎三のシュート数である。 いつの時代でも“シュートを打たないFW”には当然、厳しい目が向けられることが多い。 しかし、ムアントン戦の71分のことだった。 新人FW阪野豊史と交代してピッチを去った背番号30に向けて、埼玉スタジアムに集った浦和サポーターは惜しみない拍手を送った。 それは他クラブから移籍してきた選手が認められるまで、比較的時間がかかる浦和では珍しい光景だった。 高さと強さで勝てなくても、技術と「間」で優位に立つ! サポーターの

    “全員で崩す”浦和を象徴する最前線。シュート数ゼロ、興梠慎三の献身ぶり。(茂野聡士)
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    ryozo18 2013/03/14
    "浦和というチームは過去において、1人から2人、3人の特定選手の調子で戦っている印象"
  • “昨年の悪夢”がよぎったが……。ガンバ大阪、J2開幕戦ドローの意味。(佐藤俊)

    J2開幕戦、京都サンガと引き分け、肩を落として引きあげる(右から)遠藤保仁、今野泰幸、二川孝広らガンバ大阪の選手たち。 ガンバ大阪のJ2開幕戦は、京都サンガ相手に辛うじて3-3のドローに終わった。だが、後半ロスタイムまでの試合展開は、まるで昨年の悪夢を見ているようだった。 3月3日16時のキックオフ前、ガンバのホームである万博記念競技場は、熱気と期待感に溢れていた。チケットは完売し、1万8041人もの観客が訪れた。その数は前日、大阪長居スタジアムで行なわれたJ1のセレッソ大阪の開幕戦(1万5051人)を越えるものだった。取材陣の数も非常に多く、とてもJ2の試合とは思えなかった。 長谷川健太が新監督に就任し、遠藤保仁、今野泰幸の代表組も健在で、メンバーは昨年とほぼ同じ。フィジカル中心のグアムキャンプ、守備の立て直しに時間が割かれた宮崎のキャンプも順調に消化し、戦いの準備は整っていたはずだった

    “昨年の悪夢”がよぎったが……。ガンバ大阪、J2開幕戦ドローの意味。(佐藤俊)
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    ryozo18 2013/03/04
    あとで
  • 風間フロンターレ“最強の助っ人”。独自理論の天才トレーナー西本直。(木崎伸也)

    実に不思議なことが起こった。 つい24時間前まで痛みでヒザが曲がらなかった選手が、翌日の練習試合にボランチで先発し、ピッチの上で誰よりも躍動していたのだ。 川崎フロンターレの宮崎1次キャンプ――。 3日目のミニゲームで、横浜F・マリノスから加入した森谷賢太郎が接触プレーでヒザを痛めてしまった。一晩寝て朝起きると、ヒザが曲がらなかったという。走ることができず、練習は別メニューになった。 ところが、その翌日、森谷は日章学園高校との練習試合に、何事もなかったかのように先発したのである。スピード溢れる動きと確かな技術で誰よりもボールを受け、攻撃をスピードアップさせる潤滑油になっていた。 いったいなぜ、森谷はたった1日で試合に出られる状態にまで回復したのだろう? 答えは、極めてシンプルだ。 新トレーニングコーチの西直(すなお)が、独自の治療を行なったからである。 元広島カープの佐々岡投手を復活させ

    風間フロンターレ“最強の助っ人”。独自理論の天才トレーナー西本直。(木崎伸也)
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    ryozo18 2013/02/08
    興味深い
  • JFLの遅咲き大物FWがJへ移籍!!実例で考える“J3構想”の可能性。(細江克弥)

    関東リーグ1部だったY.S.C.C.でプレーしJFL昇格の原動力となった辻正男(写真右端。コンサドーレでの練習参加風景)。彼のようなステップアッパーの存在が下部リーグを活性化する。 昨年11月、初めて「J3構想」という言葉を耳にした時はいま一つその真意を測りかねたが、今は少し、それをポジティブに解釈することができている。きっかけはある選手のJリーグ入りと、彼が発した言葉だった。 1月14日、J2ガイナーレ鳥取は2人のストライカーの獲得を発表した。 1人は、J1ヴァンフォーレ甲府から移籍する永里源気。言わずと知れた“なでしこ”大儀見優季の実兄であり、アビスパ福岡に在籍した2010年にはJ2で15得点を記録した点取り屋である。 そしてもう1人は、JFLのY.S.C.C.から加入する辻正男。彼もまたストライカーだが、永里とは対照的にJリーグでのキャリアはない。25歳にしてプロの世界に飛び込む彼は

    JFLの遅咲き大物FWがJへ移籍!!実例で考える“J3構想”の可能性。(細江克弥)
  • 「審判のレベルが上がっていない!」柏のレアンドロが訴えたJの課題。(木崎伸也)

    昨年のJ1最終節で退場処分を受け、計3試合の出場停止となったレアンドロ・ドミンゲス。天皇杯は準決勝まで出場できなかったが、決勝では両チーム最多のシュート5を放つなど攻撃を牽引し、優勝に大きく貢献した。 2012年12月3日のJリーグアウォーズにおいて、こんな場面があった。 表彰式終了後のミックスゾーンで、柏レイソルのレアンドロ・ドミンゲスに「2012年のJリーグのレベルはどう感じましたか?」と質問したときのことだ。この前年度MVPのブラジル人MFは、表情を引き締めて力強く言った。 「Jリーグのレベルは毎年上がっている。上位と下位が試合をしても、どちらが勝つかわからず、簡単なゲームはひとつもない。ただし、ゲームのレベルが上がっている一方で、審判のレベルが上がっていない。選手も頑張るから、審判にも頑張って向上してほしいと思う」 お祭りムードのミックスゾーンに一瞬にして緊張感が走った。いったい

    「審判のレベルが上がっていない!」柏のレアンドロが訴えたJの課題。(木崎伸也)
  • ファンの心をつかめるか。~プロ野球とJリーグの観客動員力~(小川勝)

    2012年のJ1最終節、試合終了後もスタジアムに居残るガンバ大阪のサポーターたち。ガンバのJ2降格により、2013年のJ1観客動員数にはどんな影響が表れるのか。 プロ野球とJリーグの観客動員は、日のスポーツをめぐる経済事情を反映する代表的な数字の一つだろう。大型スタジアムに、1万人単位の観客を毎週集めるスポーツは、この二つ以外にはない。プロ野球は年間延べ2000万人以上、Jリーグも500万人以上が、会場に足を運んでいる。全員が有料入場者ではないが、ほとんどの人は交通機関を使って会場に行き、チケットを買う。多くの人が会場内またはその周辺で飲をする。会場や専門ショップでグッズを買う。観客動員は、チームの収入源というだけでなく、スポーツが経済に貢献できる一番の裏付けだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 182

    ファンの心をつかめるか。~プロ野球とJリーグの観客動員力~(小川勝)
  • もうサイドバックの選手じゃない!?進化した長友のエリアは“ゾーンF”。(弓削高志)

    最近はMFのメッザーラとして先発することが増えている長友。インテルは長友と2017年までの契約合意ができたらしく、年明けにも正式発表される見通し。 長友佑都の進化が止まらない。 スクデット・レースで首位ユベントスを追うインテルの主力として奮闘を続ける中、彼のプレーエリアは大きく前へ移動した。 今、長友佑都の主戦場は、ハーフウェイラインより前方にある。 もはやサイドバックというより、攻撃重視のウイングハーフといった方が近い。 イタリア語で表すと“メッザーラ”というポジションだ。ストラマッチョーニ監督からも頼りとされる不動のレギュラーとして、長友は新たな境地を開きつつある。 「3-4-1-2」と「3-5-2」を使い分ける現在のインテルにあって、“メッザーラ”長友の攻撃プレーオプションは「タッチライン際を縦へ突破」し「ペナルティエリア手前で切り込んでのシュートもしくはクロス」、もしくは「敵陣最深

    もうサイドバックの選手じゃない!?進化した長友のエリアは“ゾーンF”。(弓削高志)
  • またもU-20W杯出場ならず。若者を甘やかすJの「緩さ」。~単純なパスミスが多すぎる!!~(浅田真樹)

    久保裕也(京都)、遠藤航(湘南)ら、所属クラブではレギュラークラスの選手が揃っていたが、またしてもU-20W杯への出場はならなかった。 U-19日本代表が3度、アジアの壁に阻まれた。日がアジアユース選手権の準々決勝で敗れるのは、これで3大会連続。またしても、U-20ワールドカップへの出場条件であるベスト4進出を逃したのである。 だが、同じ準々決勝敗退でも、過去2大会と決定的に異なるのは、大会全体を通じて、まったく日らしさを発揮できなかったことだ。 とにかくミスが多く、攻撃がつながらない。グループリーグでのUAE戦などはその典型で、相手から厳しいプレッシャーを受けているわけでもなく、落ち着いてつなげば何ということのない場面でミスを連発した挙句、ロングボールの蹴り合いに陥るという有様だった。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただ

    またもU-20W杯出場ならず。若者を甘やかすJの「緩さ」。~単純なパスミスが多すぎる!!~(浅田真樹)
    ryozo18
    ryozo18 2012/12/07
    スポーツメディアならData Stadiumの数字くらい引っ張ってきて記事書けよアホか
  • 「結局、選手の意識の問題でしょ」負の連鎖でJ2に沈んだガンバを検証。(佐藤俊)

    残留に前向きなコメントを出している遠藤、加地。共に「1年でJ1に戻ってくる」と力強く語った。今野、家長らは来季に向けて微妙な立場をとっている。 屈指の強豪クラブ・ガンバ大阪がJリーグ最終節の磐田戦に敗れて17位となり、J2に陥落した。 いったい、誰がこんな結末を想像しただろうか。遠藤保仁と今野泰幸という日本代表選手が2人おり、個の高い能力を誇る高い倉田秋、家長昭博、レアンドロ、さらにベテランで元代表の明神智和、加地亮がいる。戦力が足りていないのではなく、むしろ他チームが羨むような選手が多数、プレーしているのだ。そんなチームが、なぜ坂道を転がるようにJ2に転落して行ったのか。 「今日の試合が今季のガンバを象徴しているような気がします」 磐田戦後、キャプテンの明神智和は、力なくそう言った。 「早い時間に相手に先制され、追い付いても2点目がなかなか取れない。点を取ろうといい流れで攻撃しても、その

    「結局、選手の意識の問題でしょ」負の連鎖でJ2に沈んだガンバを検証。(佐藤俊)
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    ryozo18 2012/12/03
    選手というよりフロントの意識の問題。西野切ってロペスとか、松波で乗り切ろうとかJ1舐めすぎ
  • 広島、悲願のJ初優勝ドキュメント。ビッグアーチを揺らした躍動の90分。(細江克弥)

    Jリーグ発足時の10クラブの中で唯一、3大タイトルに縁がなかったサンフレッチェ広島。1994年のファーストステージ優勝の際の主力選手だった森保一が、監督としてチームに初の年間王者の栄誉をもたらした。 キックオフを45分後に控えた13時45分、突然、スタジアムDJが予定稿にない“アドリブ”を叫んだ。 「皆さん! メインスタンドから向かって右側、電光掲示板の上を見てください。キレイな虹がかかっています!」 広島ビッグアーチの上空にどんよりと立ち込めていた雨雲が、ほんの一瞬だけきれいに取り払われた瞬間だった。見ると確かに、大きな虹が掛かっている。何かを期待せずにはいられないほど大きなアーチに、スタンドが沸いた。 この試合でセレッソ大阪に勝って、なおかつ、2位のベガルタ仙台がアルビレックス新潟に負ければ優勝――。悲願達成の可能性を視界に捉えたサンフレッチェ広島にとって、決して簡単なゲームではなかっ

    広島、悲願のJ初優勝ドキュメント。ビッグアーチを揺らした躍動の90分。(細江克弥)
  • 勝ち負けや昇格だけが全てじゃない!JFLの“総統”が語るサッカー観戦術。(木崎伸也)

    対戦チームのゴール裏に乗り込み、“カギ”を片手に演説を行なうロック総統。かつては自ら株式会社ホンダロックで働きながら、週末に社員選手のプレーを応援していた。 「昔のJリーグって、下手なプレーを笑い飛ばすような雰囲気が あったと思うんですよ。でも、規模が大きくなるにつれて、 それがなくなってしまったような気がするんです。その理由は、 みんなが勝利至上主義になったからじゃないかと僕は考えてます」 ロック総統(ホンダロックSCサポーター) 世界中を見渡しても、こんな常識外のサポーターはいないに違いない。 日サッカー界の3部リーグにあたるJFLにホンダロックというクラブがある。自動車の鍵を製造するキーロックメイカー“株式会社ホンダロック”を親会社に持つ宮崎県の企業チームだ。基的に選手は同社の従業員。日常的にJリーグを見ているサッカーファンにとっても、知らない人の方が多いだろう。 だが、この地方

    勝ち負けや昇格だけが全てじゃない!JFLの“総統”が語るサッカー観戦術。(木崎伸也)
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    ryozo18 2012/11/05
    地域リーグ時代は北Qゴール裏にもよく来てたなあ。JFL時代もたまに見かけた。元電撃ネットワークとは知らなんだ
  • 大谷翔平はメジャーか日本ハムか?日米の選手育成法の違いを検証する。(生島淳)

    「すごく評価して頂いたのは、すごく有難いなと思っています。ですがこの間、決断した通り、自分のアメリカでやりたいという気持ちは変わらないです」とドラフト後にコメントした大谷。 アメリカ挑戦を表明した花巻東高の大谷翔平だったが、北海道ハムの栗山監督が、 「大谷君には当に申し訳ないけど、指名させてもらう」 とドラフト前日に発表、日ハムが来年3月末日までの独占交渉権を手に入れた。 もちろん、日の球団にも指名する権利があるわけだから、日ハムはひとつの見識を示したということだろう。ただし、2年連続してドラフト1位指名の選手を逃すリスクを負ったことになるが……。 果たして大谷の進路が日米どちらになるのか、交渉の行方が注目されるのだが、今回は、 「日アメリカ、育成方法にどんな違いがあるの?」 という多くの疑問について答えていきたいと思う。 日では、高卒ルーキーであっても、実力さえ身につけ

    大谷翔平はメジャーか日本ハムか?日米の選手育成法の違いを検証する。(生島淳)
  • 常勝ハムの作り方。~パを制覇した“マネー・ボール”~(小川勝)

    ソフトバンクとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージを3連勝で制し、日シリーズ進出を決めた日ハム。2006年に日一になってからは、優勝、3位、優勝、4位、2位、優勝と、毎年安定した強さを発揮している。 西武の激しい追い上げを振り切って日ハムがパ・リーグを制覇、クライマックスシリーズもソフトバンクに全勝して、文句なしの日シリーズ進出となった。 最近7年間で4度目の優勝だ。今年の勝敗が74勝59敗11分で、貯金15。これで日ハムは、7年連続で勝率5割を超えたことになる。7年連続というのは、現在のパ・リーグで最長の数字だ。 日ハムは昨年オフ、エースのダルビッシュ有(レンジャーズ)が抜けたことで、今年の下馬評は低かった。スポーツ各紙の解説者31人の開幕前順位予想を見ると、日ハムをAクラスに予想した人は3人だけだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWe

    常勝ハムの作り方。~パを制覇した“マネー・ボール”~(小川勝)
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    ryozo18 2012/10/29
  • ロシアでJリーグの人気が上昇中!?記者が語る“エキゾチック”な魅力。(木崎伸也)

    諦めずに走るサッカーで、今季一時首位にも躍り出たベガルタ仙台。ボールを奪ってからの素早いカウンターで、得点を重ねた。 外国に足を運ぶと、ときに自分がまったく持っていなかった視点に出会うことがある。 今回、田圭佑の取材のために、モスクワを訪れたときのことだ。ロシアで新たに立ち上げられたインターネットラジオ、『スタジオ・スポーツ』のアントン・チギョリョフ記者と話していると、驚くべきことを聞かされた。 ロシア版フェイスブック『Vkontakte』に、Jリーグのファングループがある、と。 アントン記者は言う。 「『Vkontakte』はロシア語圏の人が使うソーシャルサイトなんですが、その中にJリーグのニュースをフォローするグループがあって、257人が登録しています。すべて調べたわけではないですが、言語はロシア語なので日人はいないと思います。僕がよくやり取りしているのは、ノボチェルカッスク在住の

    ロシアでJリーグの人気が上昇中!?記者が語る“エキゾチック”な魅力。(木崎伸也)
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    ryozo18 2012/10/05
    "僕が一番覚えているのは、2008年12月のFC東京対ジェフ千葉" この試合はテレビの前で声出たなあ
  • <五輪ベスト4とプレミア移籍を語る> 吉田麻也 「人生で一番濃い夏が俺を変えた」(木崎伸也)

    時に激しく仲間たちを叱咤し、時におどけて見せる。 新たなキャプテン像を体現した日守備陣の要は、 若者たちを戦う集団に変え、世界のベスト4に導いた。 その存在感で実現した、憧れのプレミアリーグ移籍。 新生吉田麻也、人生で最も濃密な夏を語る――。 この何気ない一言が、チームの危機を象徴していた。 ロンドン五輪開幕の約1週間前に行なわれたベラルーシとのテストマッチ後のことだ。オーバーエイジとして初先発した吉田麻也に、関塚隆監督がこう声をかけた。 「こんなチームだけど大丈夫?」 吉田は笑顔でうなずいたものの、とても「大丈夫です」とは口にできなかった。試合は1対0で勝利したが、チームとして組織的な動きをほとんど見せられなかったからだ。 実は吉田は、日出発前に行なわれたニュージーランド戦をスタンドから観戦したとき、すでに重大な問題点に気がついていた。 吉田はそのときの緊張を思い出すかのように重苦し

    <五輪ベスト4とプレミア移籍を語る> 吉田麻也 「人生で一番濃い夏が俺を変えた」(木崎伸也)
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    ryozo18 2012/10/03
    やっぱり関塚さんに守備戦術の構築はできなかったのね。「縦パス」のくだりは「加茂周ゾーンプレス」の机上の空論っぽさを思い出した