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ブックマーク / macska.org (9)

  • 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org

    ここ数年、米国の宗教界でもっともめざましく支持を拡大している勢力は、無神論者の集団だ。進化科学者のリチャード・ドーキンスが書いた『神は妄想である』はじめ、クリストファー・ヒッチェンス『God Is Not Great (神は偉大ではない)』、サム・ハリス『The End of Faith (信仰の終焉)』といった書籍が続々とベストセラーになるとともに、無神論を掲げるグループが全国で結成され、若い人を中心に多くの支持者を集めている。 論で「無神論」と訳されている言葉は atheism だが、この語の来の定義は「神が存在しないと信じる」ことではなく「神が存在するという信仰を持たない」ことであることを考えれば、「無神論」ではなく「無宗教」と訳した方がより正確かもしれない。そこをあえて「無神論」と表記するのは、ただ信仰がなく宗教に無関心といったニュアンスのある「無宗教」という言葉では、新しい無

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  • ジェンダー学シンポジウム報告あれこれ - macska dot org

    先週、モニカ・ルインスキーの母校として知られるポートランド市内の Lewis & Clark College という大学で、三日間に渡ってジェンダー学シンポジウムというコンファレンスが開かれた。これは毎年恒例で開かれるもので、今年でなんと27年目になる。今回も基調講演者として「女性の男性性」の研究で日にも紹介されている南カリフォルニア大学のジュディス・ハルバースタムさんが登場するなど興味深いセッションがたくさんあったけれども、ハルバースタムの話(超面白かった!)は次のエントリに譲るとして、以下にはわたしが聞いた中で特に印象に残ったプレゼンテーションについていくつか簡単に報告する。 まず最初は、初日に行なわれた「ジェンダー学という領域」という題のパネル。ポートランド州立大学文学部の Hildy Miller さんの発表は、過去のフェミニズムを忘却した女性学の現状に対する強い批判がテーマだっ

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    ryozo18 2008/03/17
  • 実質マイナーアップデートだったサンスティーン『Republic.com 2.0』 - macska dot org

    先に別ブログで紹介したように、シカゴ大学の法学者キャス・サンスティーンが、2001 年に発表した代表作『Republic.com』(邦題『インターネットは民主主義の敵か』)をアップデートした、その名も『Republic.com 2.0』を出版した。実は前々回のエントリで集団分極化の話をしたのはこのの話をする伏線というか、このの話自体が来月発売の chiki さんの著書を応援するための伏線だったりするのだけれど、そういう大人の事情はさておき早速『Republic.com 2.0』を購入して読んでみた。というか『2.0』を注文してから届くまでの間に『1.0』の方を再読したうえで、『2.0』で新しくなった箇所だけさらっと読んだ。 とりあえずまず『1.0』から一貫している書の主張をまとめると、サンスティーンが問題としているのはインターネットの影響下における民主主義の存続可能性だ。インターネッ

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  • アファーマティヴアクションを巡る倒錯した非難/苺畑カカシさんへ3 - macska dot org

    Filed under economics, politics Posted on 2008/02/25 月曜日 - 01:18:57 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/219/trackback/ 60 Responses - “アファーマティヴアクションを巡る倒錯した非難/苺畑カカシさんへ3” macska Says: 2008/02/25 - 08:27:02 - いまカカシさんのサイトを見たら、エントリが少し書き直されており、次の断りがありました。 お断り:このエントリーは数時間前に掲載したものを訂正して書き直したものです。特定の人物への個人攻撃のような内容があったのでその部分を削除しました。数時間前

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    ryozo18 2008/02/26
  • 自由市場は「統計型差別」を解決できるのか/苺畑カカシさんへ2 - macska dot org

    前回書いたエントリへの返答を苺畑カカシさんから早速いただいた。わたしは彼女のブログを定期的にチェックしているわけではないので前回自分について書かれていることにしばらく気付かなかったのだけれど、カカシさんは即座に反応してくださったようだ。内容を読むと、これまでに比べて多少まともな議論になっている(少なくとも、こちらの主張が何かということをある程度理解したうえで反論してくださっているーーただし、わたしの論理のどこがおかしいのか指摘しようともせず、ただ自分はこう思うと言うだけだが)ようで、今後もその調子でお願いしたいところだ。わたしがリベラルを名乗るのは、ただ単にリベラル政治思想を主張しているというだけでなくて、異なる意見の持ち主が議論を通じてより良いアイディアを出していくというプロセスを大切にするというところまで含めてのことなので、まともに議論ができるというのはすごく大事だと思う。 というわ

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    ryozo18 2008/02/25
    カカシさんの主張にぞっとした/「シバキ主義」の主張とも重なるような気が
  • macska dot org » Blog Archive » 黒人保守論客シェルビー・スティールが語る「それでもオバマが勝てない理由」

    米国大統領選挙の民主党指名獲得競争ではこのところバラック・オバマ候補が好調。ほんの数ヶ月前には組織のしっかりしたクリントン候補には到底かなわないという声も聞かれていただけに、オバマ候補の最近の勢いはすごいと思うのだけれど、それでもオバマは勝てないと近著「A Bound Man: Why We Are Excited About Obama and Why He Can’t Win」で主張している黒人保守系政治評論家の Shelby Steele のトークに参加する機会があったので、報告する。ていうか当は話を聞きに行ったのはちょっと前のことなんだけど、幸い話題の賞味期限が切れていないのでいまさらながら書く。 まずは Steele の人となりから。かれは現在スタンフォード大学に設置されたシンクタンクであるフーバー研究所の研究員の肩書きを持ち、政治と人種関係についての著書がいくつかある。フーバ

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    ryozo18 2008/02/23
  • 市場が解決できない統計型差別と「負のインセンティヴ・スパイラル」/苺畑カカシさんへのお返事 - macska dot org

    過去エントリ「わたしは左翼であるのかないのか、あるいは経済学をこのブログで取り上げる理由」を読んだ苺畑カカシさんが、わたしが自分の政治姿勢をきちんと説明していないと詰問している。彼女との過去のやり取りから考えて、わたしがどう説明したところで彼女を満足させることはとてもできないように思うのだけれど、他に同じような疑問を持っている人はいるかもしれないのでできる限り応えてみたい。 ところが、どういう訳か左翼の人たちは自分達がリベラル/左翼/共産主義であることを認めようとしない。それどころかそれを必死に隠して自分達のことを革新派、自由主義者、進歩主義者などと訳の分からない名前で呼んだりして一般市民を煙に巻くのが得意である。 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2008/02/why_dont_leftists_admit_they_a.htm

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    ryozo18 2008/02/23
    リフレ派も似たような構図で批判されてるかも、とちょっと思ったw
  • 「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理 - macska dot org

    Filed under economics, feminism, pop culture Posted on 2007/03/26 月曜日 - 00:02:38 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/184/trackback/ 61 Responses - “「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理” macska Says: 2007/03/26 - 17:14:59 - うわ、The New Republic 最新号に『ヤバい経済学』批判が載ってるよ。というか、レヴィット人への批判って感じじゃなくて、かれ一人だけなら許せるけど、かれの真似をしてクレバーかつ奇妙な研究をやりた

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    ryozo18 2007/03/29
    測りにくい合成の誤謬?
  • フェミニズムと異性愛中心主義:上野千鶴子さんとの対話報告 - macska dot org

    Filed under feminism, queer Posted on 2006/08/31 木曜日 - 02:00:40 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/152/trackback/ 46 Responses - “フェミニズムと異性愛中心主義:上野千鶴子さんとの対話報告” oji Says: 2006/08/31 - 06:31:21 - 興味深いやりとりのご報告を読ませていただき、ありがとうございます。 >自分の中に潜む異性愛中心主義に正面から向き合うことにはならず 自分の「中に」であれ、他人の「中に」であれ、「潜む」なにかを問題化するのは行き過ぎではないか、と個人的には思います。外にあからさまに出ているそれこそ「言説」をその

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    ryozo18 2006/09/01
    "自分の内外のミソジニーに抗い続ける人こそがフェミニストである"そんなことできる人が何人いるんだろう?
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