統一地方選挙の目玉とも言える東京都知事選の投票が10日後に迫った。投票日は4月8日。現職・石原慎太郎知事の3選はあるのか、それとも新しい知事が誕生するのか。都庁職員として36年勤務し、石原都政の1期目で副知事を務めた青山やすし(「やすし」は「にんべん」に「八」と月)・明治大学大学院教授に、都知事選の各候補者の政策の評価や注目ポイントを聞いた。 青山 現職の石原都知事はともかく、選挙前から各候補の論調を聞いて、東京をどんな都市にしたいかという明確なビジョンが伝わってこない。 石原氏への明快なアンチテーゼとなりそうなのは、オリンピック反対を鮮明にしてきた浅野史郎氏だ。しかし浅野氏が情報公開を前面に押し出したのには、違和感を覚えた。いくら宮城県知事として在籍した間に情報公開を進めたとは言っても、東京とは規模が違いすぎる。 東京には全世界から情報公開の請求が寄せられる。その多くが都民以外からの請求
2007/03/27 産業界には実践があるが科学がない、大学には科学はあるが実践がない。ソフトウェア産業界における優秀なアーキテクト不足の問題は、産業界とアカデミックな世界のギャップにある。アカデミックな世界には、複雑・高度化するソフトウェア開発で有用な先端的ツールや手法が存在しているが、実際の課題に適用した教材が不足している。一方、産業界では難度の高い新規開発課題に対して、高い品質の設計が行える優れたアーキテクトが不足している。ソフトウェア産業の国際競争力低下の背景には産学間の隔たりがある――。 こうした問題意識から、国立情報学研究所(NII)では文部科学省の支援を受け、2005年9月から教育プログラム「トップエスイー『サイエンスによる知的ものづくり教育』」を開始している。NIIのほか、NTTデータ、日立製作所、富士通総研、東芝、日本電気など11社と、大学関係者として東工大、早稲田大、東
日産自動車は、同社の国内マーケティング&セールス部門と連結販売会社の本社機能を再編すると発表した。 国内販売の低迷が続いているため、最近の市場環境の変化に対応して、店舗を軸としたネットワーク戦略に転換し、販売現場の活性化を図る。 具体的には、第一ステップとして4月に、日産自動車内組織に、国内を10地域に区分したリージョン別カンパニー制(VRC)を導入する。10地域は北海道、東北、関東、東京・神奈川、千葉・埼玉、東海、北陸、近畿、中四国、九州。第二ステップでは、日産社内に導入したVRCを地域統括会社(RC)として法人化する。まず、2008年度までに国内の日産車総販売台数の約70パーセントを占める東京・神奈川、千葉・埼玉、東海、近畿、九州の5地域について法人化する。残りの5地域の法人化については先行実施状況を見た上で検討していく。 最終ステップとして各地域に設立した地域統括会社(RC)と同地域
「日本の大手サイトのアクセスが伸び悩んでいる」,「Web 2.0サービスの成長が鈍化している」---最近,こんな論調をマスメディアやブログでよく見かけるようになりました。 J-CAST ニュース : SNS最大手ミクシィ 成長神話の終焉 ラージアイ・イレブン - 大手サイトのページビュー推移比較 九段ではたらく社長のここだけの話 - alexaが伸びていないのは当たり前 メディア・パブ - Web2.0が失速?! Dave's Blog: Web2.0の次 これらのエントリでは,インターネットの視聴率サービスであるAlexa(アレクサ)でのリーチ(Reach)指標が漸減していることを根拠に,パソコンによるネット利用の減退の可能性について警鐘を鳴らしています。 Alexaは,オンライン書店米Amazon.comの子会社で,世界中のウェブサイトのアクセス数の多寡を調べ,提供しています。インター
ご指定のファイルが存在しません お手数ですが、URLをご確認のうえ、再度お試しください。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 多くの米国企業の2006年12月期決算報告が出揃いつつある。2006年決算で特徴的だったのは、株式報酬に関する会計基準の変更に伴い、多額の報酬費用を計上する企業が目立ったこと。そして、多くの企業でストックオプション・バックデートに関連した過年度決算の修正・限定開示があったことである。 まず、株式報酬に関する会計基準の変更とは、2006年から導入されたもので、ストックオプションを公正価値で評価するようになったことだ。公正価値の評価とは、ストックオプションの行使価格などを、株価の変動率、予想行使期間などの要素を金融工学を用いた複雑なモデルに当てはめて算出することだ。 ストックオプションは経営者や従業員に将来、株価を一定の価格で買える権利を与えるも
とうとうエコノミストが食いついて、日本でもニュースが一気に流されされ始めたんで、ちょっと、まとめ的に書いておきます。 米国住宅市場: 「大宴会」の後、世界で二日酔いが始まる (英『エコノミスト』誌から):NBonline(日経ビジネス オンライン) この問題は、随分前から、ブログの金融系コミュニティでは問題視されていて、僕の巡回先でも、しばしば取り上げられていた問題です。 んで、それらの記事をまとめつつ、この問題について、まとめてみようと思います。 ここんところの、アメリカのサブプライム問題に端を発したアメリカ経済記事のまとめですな。 中岡望の目からウロコのアメリカ » グリーンスパン議長の議会証言と『世界週報』(11月8日号)寄稿の拙稿「アメリカ経済の見通し」 えーと、まずは、こないだの金融・経済系ブログのまとめで紹介し忘れた中岡望さんのブログからです。ここもお勧めですんで、是非ご購読を
ロボットvs人力インデキシング勝敗の行方!?、Taggy.jpは最強のCGM検索エンジンといってもいいと思うんですよ 大安 by maskin Googleを筆頭に、ブログ検索のTechnoratiなど、いわゆる検索エンジンは多様を極め、かつ技術も日々高度化してきました。これらの基本的な動作は大量のページを自動的に収拾し、ページ内に記述された文章を解析しキーワードで検索できるようにするというものだというのは周知の通り。さらにはリンク先や被リンク、メタデータなどの付加情報を組み合わせて、より高い精度の検索機能を提供するサイトがほとんどです。ただ、未だに最強といわれるGoogleでさえ、「なんでこのサイトが一番上なの?」といったおかしな検索結果を導き出してきますので、文章の解析というを自動でというかロボットでやるのは本当に難しいのだなと感じています。 ただ、内容を見定める作業を人間がやった
きのうの続きです。 国際基督教大学教授の八代尚宏氏と独協大学教授の森永卓郎氏の対談(文藝春秋4月号)からは、格差社会に対する対極的考え方と両者の意外な一致点が読みとれる。八代氏は格差問題で深刻なのは若年層の非正規労働の増加に伴う所得格差で、対策としては職業訓練が有効だという。これに対し、森永氏は経営者のマインドが従業員重視から株主重視に変化したことが格差をもたらしたと主張。従来の高い雇用保障を維持することこそが必要だと訴えている。ただし、両氏とも労働時間や正規、非正規雇用にかかわらず、同一労働なら同一賃金であるべきだという点では全く同じ意見だ。 これだけでは両氏の意見はほとんどわかりませんが、たしかに対極的な見解を持つお二人だけに、一致点があるというのは意外といえば意外です。 市場メカニズムに信頼を寄せる八代氏とすれば、労働移動や価格決定にかかわる規制を撤廃すれば「流動性の高い職種別労働市
日本での直近の前著では正直にいえば鮮明な印象に乏しい読書経験をしたが、今回のこの著作はきわめて示唆的である。おそらく前の翻訳といっていることは変わらないのになんでこうも印象が違うのだろうか。本書はスティグリッツの問題提起の書としては『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』と同じくらいお勧めしたい。 本書を読む上での注意点はふたつ。①各国(特に先進国と開発途上国)は制度的な差異が経済的成果(国民の生活の改善度)に大きな違いをもたらす、②①のような制度的差異を無視した自由貿易・市場の自由化は必ずしもその国の生活の改善に結び付かずまま逆になる、というメッセージを、単純な反市場主義のメッセージとして誤読しないこと 、の二点である*1。 フェアトレード―格差を生まない経済システム 作者: ジョセフスティグリッツ,アンドリューチャールトン,Joseph Stiglitz,Andrew Charlton
日産自動車は、2007年4月1日から経営体制を刷新する。カルロス・ゴーン社長がこれまで、最高経営責任者(CEO)とともに兼務していた米国事業(中南米を含む)の担当を外れて経営統括に専念し、志賀俊之・最高執行責任者(COO)も国内事業に専念する。日産は国内外で販売不振にあえいでおり、役員の兼務を減らし、職務・責任体制を明確にすることで、現中期計画の最終年度に当たる07年度の巻き返しを期す。ただ事前に見込まれた大幅な役員の入れ替えや抜擢は行われない小ぶりの体制変更で、反攻が軌道に乗るか、疑問も残る陣容になった。 米国事業はゴーン社長から西川副社長の担当に 日産は米国を最重点市場の一つと位置づけており、ゴーン社長が3年前から米国事業を直轄していたが、4月からは西川広人副社長(現欧州事業担当)に権限を移す。西川副社長は、調達コストの引き下げで利益増に貢献したことが評価されたと見られる。ゴーン社長は
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070327#p1の続き。自分の論説用基礎資料として作成 1980年代までの日本の企業統治は株式市場からの影響からフリーなので長期的視野の経営ができそれが生産性に寄与した説(ポーターらの仮説)への批判的検討にも紙数を多く割いている。 ところで会社は、(1)汎用的人的資本(2)会社特殊的人的資本(3)経営者(4)実物資本を利用して生産を行っている。(1)は非正社員の報酬と等しいので外部市場で決定、(2)は会社の残余付加価値(付加価値から(1)と債権者への利子を引いたもの)について、経営者、正社員、株主との間での利害関係の中で決定される。 正社員と株主との利害対立の調整様式を考える仮設として、従業員管理企業仮説の中核は企業の付加価値の変動リスクを株主は負わず、もっぱら経営者と正社員が負担し、株主は外部市場できまる株式
岩田規久男『そもそも株式会社とは』における株主主権論とは対照的な議論を展開している。ドーア氏は日本の停滞については総需要不足による循環的要因と基本的に認識している。そのため彼の長期停滞への対処には、インフレ目標政策や所得政策の実行が含まれる。ドーア氏の「日本型資本主義論」については別な機会で触れたので参照していただきたい。そこでも僕はドーア氏の基本的な主張に原則的に賛成している*1。ドーアの基本的な主張は下のリンク先でも書いたが、「効率性という歯車に少しばかりの砂をかける」ことにある*2。その意味では、ジョセフ・スティグリッツ、ロバート・フランクらのこのブログでも再三とりあげている経済学者たちと共通した経済社会観を持っているといえよう。 「ノーガード経済論戦」(第2回 ロナルド・ドーア『日本型資本主義と市場主義の衝突』) http://blog.goo.ne.jp/hwj-tanaka/e
Filed under economics, feminism, pop culture Posted on 2007/03/26 月曜日 - 00:02:38 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/184/trackback/ 61 Responses - “「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理” macska Says: 2007/03/26 - 17:14:59 - うわ、The New Republic 最新号に『ヤバい経済学』批判が載ってるよ。というか、レヴィット本人への批判って感じじゃなくて、かれ一人だけなら許せるけど、かれの真似をしてクレバーかつ奇妙な研究をやりた
von_yosukeyan (メールアドレス非表示) http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/ 他人の不幸をメシの種とする狂信的市場原理主義過激派タレコミニスト すべての事象は神の見えざる手に委ねられている。抵抗は無駄だ von_yosukeyan[atmark]yahoo.co.jp 寄生ブックマーク集 [slashdot.jp] Yosukeyanのアンテナ [hatena.ne.jp] スラド辞典でも作ってみるか [slashdot.jp] 最近、相次いでSMBCとBTMUFJがATM利用手数料の無料化を発表した。一部には、経営が回復し、過去最高の収益を計上した(とはいえすでに息切れ状態だが)邦銀による、顧客への利益還元策と言った報道がなされている 利益還元策だとか、優遇サービスによる顧客囲い込みという意図は否定できないのだが、むしろATM無料化
ネットでは外山というのかその方面では有名な人だったのか私は知らないのだが盛り上がっていたが、ま、端的に言えば私同様、都知事選に関心ないという延長だろう。 ネットではまた反面石原バッシャーが2オクターブくらい高い声を上げていて芳しい。っていうか、その声が普通の人にドンビキなのに。 で、気になるのは、石原がどのくらい票を取るのか。 基本的に棄権は多いだろうと思う。つまんない選挙だし。そうなると、組織票が浮かび上がってくるはずだが、それがどのくらいなんだろうか。 まあ、ちょっと言うと、ネットだと公明党批判が多いが、現実の都民の生活では公明党というか創価学会は多い多い。そして末端はどうもべたに末端っぽく、そのあたりは、実際に社会的弱者に連結しているので、考えてこんでしまう。こういう層こそきちんと民主党でも社民党でも拾えないものだろうか。 これとか大した本でもないと思っていたのだが。 創価学会: 島
目次 2007年3月31日 - 『数学ガール』原稿再送付 / まちゅさんに会う / 2007年3月30日 - 第9章の朱反映が終了 / 長門結城 / 意外と難しい数学クイズ(解答編) / 2007年3月28日 - 淡々と進める、今日の仕事 / 意外と難しい数学クイズ(問題編) / 2007年3月27日 - やっと第8章まで来た / 2007年3月26日 - 自動書記による数学クイズ / いつもの仕事 / 『数学ガール』で登場人物をイラスト化しないことについて / 2007年3月25日 - 『数学ガール』の仕事は続く / 2007年3月23日 - 『数学ガール』は2007年6月刊行予定 / 2007年3月20日 - 春分の日なのでLingrでチャット: Free Talk on Writing 2007, Part 3→終了 / 長男とLaTeX談義 / 2007年3月19日 - 『数学ガー
2ヶ月ほど前、親戚への年始の挨拶を兼ねて某地方都市に小旅行に行った。新幹線停車駅から車で1時間ほど掛かるその街は、典型的な車社会という感じで、多くの家庭は自家用車で交通の用を足す。私鉄は無く、JRの在来線は1時間に2本。朝と夕方だけ3本になる。高校生が通学に使うほかは、わずかな通勤客と観光者がいるばかりで、バスはあるにはあるが使われてはいないそうだ。 訪ねた親戚は5人家族で、主人と子供2人が勤め人だが、3人とも別々の車で通勤している。他にも主婦の買い物のために車が1台あるから、5人で4台の車を使っている。都市部なら駐車場費用で10万は飛んで行くだろうが、コンビニですら20台ほどの駐車場を抱える土地柄だから、そんなことは意識の端にも上らない。自分が訪ねたときはローカル線を使ったが、駅前にはスーパーも商店街も無かった。日常の買い物はショッピングセンターで賄われる。 成人式の前に自分の車を買うよ
目次 2007年3月31日 - 『数学ガール』原稿再送付 / まちゅさんに会う / 2007年3月30日 - 第9章の朱反映が終了 / 長門結城 / 意外と難しい数学クイズ(解答編) / 2007年3月28日 - 淡々と進める、今日の仕事 / 意外と難しい数学クイズ(問題編) / 2007年3月27日 - やっと第8章まで来た / 2007年3月26日 - 自動書記による数学クイズ / いつもの仕事 / 『数学ガール』で登場人物をイラスト化しないことについて / 2007年3月25日 - 『数学ガール』の仕事は続く / 2007年3月23日 - 『数学ガール』は2007年6月刊行予定 / 2007年3月20日 - 春分の日なのでLingrでチャット: Free Talk on Writing 2007, Part 3→終了 / 長男とLaTeX談義 / 2007年3月19日 - 『数学ガー
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