特許有効活用ねらい新ファンド設立へ NHKニュース官民でつくるファンドの「産業革新機構」は、事業からの撤退などで活用されなくなった特許を企業から買い取り、ベンチャー企業などに安く提供するファンドを新たに設立することになりました。 特許庁によりますと、国内では企業などが保有するおよそ１３５万件の特許のうち半分近くは、企業が事業を縮小したり撤退したりして十分に活用されていません。 このため、官民でつくるファンドの「産業革新機構」は、こうした特許を企業から買い取って有効に活用しようと新たなファンドを設立することになりました。 具体的には、産業革新機構が中心となって合わせて３０億円を出資し、当初は電子機器関連の特許を中心に買い取りを進めて、ベンチャー企業などに権利の使用料を安くして提供するとしています。 さらに、民間企業から出資を集めてファンドを３００億円規模に拡大したうえで、関連する別の特許と組み合わせることで使い勝手を高めるなどして、ベンチャ
