良い予感 人口減少が著しく、将来的に存続できなくなるおそれのある自治体は「消滅可能性都市」と呼ばれています。富山県東部、新潟県との県境にある朝日町(あさひまち)は日本全国にある消滅可能性都市のうちの1つで、人口のおよそ半数を65歳以上が占めています。 先ごろ、私はそんな“過疎の町”で古民家を買いました。 きっかけは、朝日町の坂東秀昭さんという建築家の方から届いたフェイスブックメッセージでした。面識はありませんでしたが、彼が生まれ育った朝日町を盛り上げるために地元の古民家の改装などに取り組んでいることを知り、「ぜひ朝日町に来てください」という誘いをいただいて足を運んでみたのです。そして朝日町で坂東さんに会って話すうちに、私はなんとなく「ここなんじゃないかな」と感じ始めました。 というのも、私には、「日本を地域から元気にしていきたい」という思いがあります。運用する投資信託「ひふみ」は、日本全国