北欧といえば、福祉が手厚く、ワーク・ライフ・バランスが尊重される社会をイメージする人は多いだろう。そんな北欧を代表する都市であるスウェーデンの首都、ストックホルム。人口約90万人の都市から、数多くのグローバルに活躍するテック企業が生まれていると知ったら、意外に思う人も多いのではないだろうか。 Skype、Spotify、Kingなど、実はストックホルムは、シリコンバレーに続いて人口一人あたりの「ユニコーン(評価額10億ドル以上の企業のこと)」の数が多いスタートアップ都市なのだ(参照:Forbes)。なぜ、ストックホルムがグローバルで活躍するスタートアップを生み出す都市となったのか。そして、今どのようなスタートアップが現地で注目されているのかを探ってみたい。 90年代の政府による「種まき」がテック文化の素地をつくった シリコンバレーのガレージで、ギークな若者がイノベーションを生み出す。こうし
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