2000年代に入り日本の各自治体は路上喫煙に対し罰則が設けられ始めた。いまではどの自治体にも普及しているように見える。 一方、筆者が住むタイでは路上喫煙に罰則は設けられていないが、路上へのポイ捨て行為は警察官に見つかると罰金を支払わなければならない。支払った人に聞くと2000バーツ(約7000円)だと言う。 それほど喫煙者には厳しく、路上へのポイ捨てを取り締まっているというのに、タバコとは比にならないほど巨大な、しかも一般人が所有できないモノが廃棄されている場所があるという情報をキャッチ。 場所はバンコクのラムカムヘン通り。この通りに面した広場に廃棄されているのは“飛行機”だ。飛行機といっても小型のものではなく旅客機である。それらはラムカムヘン通りからでも確認できるほど、堂々と廃棄されているのだ。 近隣に住む日本人に聞くと、数年前からここに捨てられているという。しかも、内部では人が住んでい