楽観ムードが一転し、株式市場が再びリスクオフムードに包まれた。英国の国民投票でEU(欧州連合)離脱の支持が残留を上回ったことを受け、24日の東京株式市場で日経平均株価は一時前日比1374円の大幅安となった。欧州では26日日曜にもスペインで総選挙が予定され、結果次第では一段と投資家心理が冷え込む可能性もある。来週(6月27日-7月1日)の日本株は下値を探る展開が想定される。 日経平均はこの日の取引時間中に1万4864円まで売られ、2月12日の安値水準を割り込んだ。終値では1万5000円を下回り、同日の年初来安値を更新した。まだ英国民投票のショックが完全に織り込まれたとは言い切れない。スペインの選挙でEUの緊縮財政に反対する左派政党が議席を伸ばせば、日本株を取り巻く状況はさらに悪化するとみられる。 来年にはドイツやフランス、オランダでも大統領選と議会選挙を控えるなか、英国民の決断はEUの結
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