この世はリアルかフェイクか――。この深遠な謎をめぐって古来から宗教や哲学、芸術などで数多く解明の試みが行われてきた。そして現在、この謎は「シミュレーション仮説」として科学者たちが挑む謎のひとつにもなっている。さらに昨今、この謎は実業界でも大いに議論されているのだ。 ■メリルリンチ「我々の世界は50%の確率で仮想現実」 「この世は技術的にとても進んだ文明によって、微に入り細に入り創られた豊かなシミュレーションソフトウェアである」――。英・オックスフォード大学のニック・ボストロム教授が提唱したこのシミュレーション仮説は、世界中の多くの科学者を触発し今も議論は白熱している。 科学者だけではない。先日、投資銀行・メリルリンチのシンクタンクが、「我々の世界は50%の確率でシミュレーションソフトである」という驚くべき発言を行っている。いったいどういうことなのか。 現在はバンク・オブ・アメリカ傘下の投資
世界屈指のEVメーカー「テスラ」を率い、「SpaceX (スペースX)」で宇宙開発を進め、音速よりも速い列車「Hyperloop (ハイパーループ)」構想をうち立てるなど、イーロン・マスク氏は天才の名をほしいままにしている人物です。そんなマスク氏は以前より、人類が生きている世界について「我々はコンピューター・シミュレーションの中で生きている」という考えの持ち主であることが明らかになっています。 Why Elon Musk says we're living in a simulation - YouTube マスク氏はこの世をコンピューター・シミュレーションであると考えています。 2016年6月に開催されたカンファレンスでマスク氏は、「私たちが住んでいる社会が基底現実である可能性は、ほとんどないと思います」と話し、その理由を語っています。 マスク氏いわく、我々が住んでいるこの世界は、コンピ
ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 The Red Diptych
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く