アジア最高位の自転車ロードレース大会「2010ジャパンカップサイクルロードレース」は24日、宇都宮市森林公園周辺周回コース(151・3キロ=14・1キロ×10周+10・3キロ)で行われ、9周目に単独アタックを仕掛けたダニエル・マーティン(ガーミン・トランジションズ)がそのまま逃げ切り、4時間2分28秒で初優勝した。 レースには国際自転車競技連合(UCI)のトップカテゴリー「UCIプロ」の4チームなど、国内外14チーム、計69選手が出場。沿道には過去最多となる約7万人(主催者発表)のファンが詰め掛け、選手たちに熱い声援を送った。 レースは序盤、宇都宮ブリッツェンの長沼隆行、小坂光を含む9選手が飛び出す展開。一時はメーン集団と1分30秒ほどの差をつけたが、7周目に吸収された。 優勝したマーティンは山岳賞の懸かった9周目の急な上り坂「古賀志林道」でアタックを開始した。集団を一気に置き去りにすると
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