元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏1人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。
元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏1人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。
通信教育大手「ベネッセコーポレーション」から顧客情報が大量に流出した問題で、顧客情報のデータベースを管理する下請け業者の関係者が昨年末に顧客情報をコピーした履歴が残っていたことが11日、ベネッセ関係者への取材で分かった。ベネッセは業務外の目的で顧客情報が外部に持ち出された疑いがあるとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)罪で警視庁に近く刑事告訴する。 ベネッセ関係者によると、顧客情報のデータベースの管理はグループのIT関連会社「シンフォーム」(岡山市)が担当。シンフォームは複数の外部業者に下請けに出しており、情報閲覧やコピーの権限を個人ごとに与えていた。 データベースの管理業務はベネッセの施設で行われており、施設の入退室記録とデータベースのアクセス履歴から、下請け業者の関係者が昨年末にデータベースにアクセスし、顧客情報をコピーした痕跡が見つかった。USBメモリーなどの記憶媒体で持ち出され
酒気帯び運転を理由に熊本県阿蘇市職員を懲戒免職となった40代の男性が、免職処分取り消しを求めた訴訟の判決で、熊本地裁は4日、「運転した距離は1キロに満たず、重すぎる」として処分を取り消した。 判決で中村心裁判長は「飲酒運転の動機や経緯に酌むべき事情はないが、市民や社会に直接被害はなかった。処分は事情を適切に考慮せずになされた。免職は裁量権を逸脱し、違法」と判断した。 判決によると、男性は阿蘇市波野支所市民係長だった2012年3月2日、市の退職者送別会で午後7時から9時ごろにかけて飲酒。その後、付近の温泉施設で入浴し、約1時間後に車を運転した際、検問中の警察官に酒気帯び運転を発見され、その後罰金刑を受けた。市は「市民の信頼を著しく失墜させる行為」として同年4月、懲戒免職にした。
今年はじめ、女性雑誌に掲載された女優の浅香光代さんの告白記事は、芸能マスコミのかっこうの話題となった。20代のころ、自民党の大物政治家との間に2人の子供をもうけた、というのである。 ▼その記事のなかに、泉山三六という政治家が登場する。第2次吉田内閣で蔵相を務めた人物というより、大醜聞の主人公として記憶に残る。昭和23年12月の国会での出来事だった。泥酔した泉山はあろうことか、女性議員に抱きついてキスに及ぶ。 ▼非難の嵐のなか、浅香さんの新聞のコメントだけは、「別にいいじゃない」だった。泉山に気に入られた浅香さんは、料亭に呼ばれるようになり、そこで件(くだん)の政治家に紹介されたというわけだ。 ▼東京都議会で、女性議員に飛んだセクハラまがいのやじに対しては、「別にいいじゃない」と擁護してくれる声は皆無だ。それどころか、欧米の主要メディアが、日本の女性差別の問題として、取り上げる騒動となってい
護憲派やリベラル系議員でつくる超党派の「立憲フォーラム」(代表・近藤昭一民主党衆院議員)が行った「憲法9条」にノーベル平和賞を授与することを求める署名に、自民党の金子恭之、長島忠美両衆院議員が名を連ねていたことが9日、分かった。両氏は「勘違い」などを理由に署名の撤回を申し出た。 同フォーラムは5月下旬、在日ノルウェー大使館を通じ、ノーベル平和賞委員会に授与を求める文書を署名とともに提出した。署名したのは、民主党の菅直人元首相、横路孝弘前衆院議長、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首ら衆参両院議員約60人。この中に、金子、長島両氏の名前が含まれていた。 金子氏は産経新聞の取材に対し「秘書のミス。反省している」、長島氏は「私は改憲派だ。軽い気持ちで署名したが、9条を守れという運動に参加するつもりはない」と、それぞれ釈明している。
マンションや民家の窓ガラスを割って侵入し盗みを繰り返したとして、府警捜査3課は29日、窃盗容疑などで守口市藤田町、無職、西川洋二容疑者(47)を送検したと発表した。すでに窃盗罪で起訴、公判が始まっており、府警は、31件、被害総額約260万円の窃盗を裏付けて送検し、捜査を終えた。 府警によると、西川被告はアニメ「機動戦士ガンダム」のファンで、ゲームセンターで、ガンダムのゲームをする姿がたびたび確認されており、捜査員に「ガンダム」とあだ名されていた。「自分はガンダム世代。盗んだ金はゲーム代に使った」と容疑を認めているという。 送検容疑は1月31日午後6時20分ごろ、門真市上島町の民家1階の窓をハンマーで割って侵入し現金約8万円を盗むなど、31件の犯行を繰り返したとしている。
徘徊(はいかい)症状のある91歳の男性が列車にはねられ死亡した事故で、裁判所は遺族に、鉄道会社への損害賠償の支払いを命じた。何度かコラムで触れた裁判は、日本の裁判官の「典型的な病理が表れている」そうだ。 ▼『裁判官が日本を滅ぼす』との著書もあるノンフィクション作家の門田隆将(りゅうしょう)さんが、ブログでコメントしていた。事故は、24時間介護している妻がまどろむ間に男性が家を出て起きた。裁判官はそんな事情に踏み込まなかった。他の裁判でも時にとんでもない判決が出るのは、やはり「事情」が排除されるからだという。 ▼関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁の判決にも、同じ「病理」が見える。定期検査のために現在停止中の原発の再稼働をめぐっては、原子力規制委員会が、「世界一厳しい」といわれる、新たな規制基準に基づいて審査中だった。 ▼原発の運転停止がもたらすのは、多額の貿易赤字だけで
出直し大阪市長選に出馬している橋下徹前市長(大阪維新の会代表)肝いりの公募制度で民間から就任した市立巽中学校(生野区)の北角裕樹校長(38)について、市教委が「学校業務を停滞させた」などとして近く更迭する方針を固めたことが19日、市教委関係者への取材で分かった。 市教委によると、北角校長は平成25年4月の着任以降、教職員や保護者らから「独断的な学校運営」などと批判され、PTAが更迭を求めていた。7月には教頭が北角校長と口論の末に土下座して謝罪するトラブルがあり、教頭はその後、休職した。 北角校長は元日本経済新聞記者。同市の公募校長をめぐっては1人が「自分のスキルを生かせない」と就任約3カ月で早期退職したほか、別の1人が保護者らへのセクハラ行為で更迭された後に退職。不祥事やトラブルが相次いでいる。ジェームズ・ボンド007になりきる? 大阪市公募校長がセクハラでおとぼけ釈明 市教委に「復帰阻止
グルメ情報サイト「食べログ」に「秘密の隠れ家」という営業方針に反して掲載され、削除の要請に応じなかったのは不当として、大阪市の飲食店経営会社がサイト運営会社「カカクコム」(東京)を相手取り、サイトからの削除と330万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが19日、分かった。同日開かれた第1回口頭弁論で、カカクコム側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。 訴状などによると、原告側は大阪市内のビル2階でバーを経営。あえて看板を置かず1階に鉄の扉を設置し、2階出入り口には「開けるな」との札を多数掲げている。だが、店内は華やかなバーラウンジにしつらえるなど、ギャップで客を驚かせる演出を施しており、客には口コミサイトに投稿しないよう告知している。 原告側は取材に「食べログで確認して来店した人には店のサービスは意味がない。隠れ家の演出が台無しだ」と主張。昨年9月に営業方針を伝えた上で削除を求めたが、
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は10日、大阪都構想の制度設計を行う府市の特別区設置協議会(法定協)のメンバー構成について「市長と知事が(採決で議員と同じ)1票しか持たないのはおかしい。二元代表制というなら知事市長枠10票、議会枠10票にしないとおかしい」と不満を述べ、出直し選でメンバー交代を争点にすることを改めて強調した。 法定協メンバーは市議、府議計18人に橋下氏と維新幹事長の松井一郎知事を加えた計20人で、うち維新は10人。橋下氏は維新側が前回の知事市長選で勝ち、府議会選で過半数の議席を獲得したことに言及し、「維新が法定協で過半数を取らないとおかしい」と語った。 橋下氏は都構想の住民投票が府市両議会の否決で行えなかった場合は来春の統一地方選で都構想の是非を問うことを改めて主張。 「統一選までに大阪都の設計図を見せなければ、無駄な選挙になる。僕らの一方的なスケジュールではない」と訴
ゼンショーホールディングス子会社の和風飲食チェーン「なか卯」は10日、主力商品の牛丼を打ち切り、新たに「牛すき丼」を12日から全店で発売すると発表した。価格は並盛りで350円。 なか卯は1974年から牛丼を扱ってきた。牛丼は今後、同じゼンショーグループの「すき家」に一本化する。なか卯は牛丼以外の丼物やうどん関連に集中する方針。 なか卯が2010年から展開する「和風牛丼」の並盛りの価格は現在290円。業界の低価格競争が激しく、牛丼よりも高めの価格帯を充実させて、収益力を高める狙いもありそうだ。 「牛すき丼」は厚みのある米国産牛肉を使い、和風牛丼よりも肉の量を増やした。エリンギや焼き豆腐、白ネギを加え、たれで豊かな風味に仕上げた。なか卯は「満足感は格段に上がっている」とPRした。
教師の実力が、急速に落ちていると感じる。危機的ですらある。 もちろん、努力し、勉強している教師は、どの学校にもいる。しかし、それは少数だ。 第1に、教師が教育雑誌、教育書などの本を、ほとんど読まなくなった。かつては一人の教師が「教科」「障害」「心理」など、3冊ぐらいの教育雑誌をとっていた。今や「教育雑誌」を読んでいる人は学校に1人か2人だという。教育書も読んでいない。新聞をとっていない人も多い。教員室で話題になる「教育」のことは、テレビ番組だという。 第2に、「できない子」を責任をもって教えるという考えがない。立派な先生は「漢字テストクラス30人全員100点」とか「算数テスト平均95点」という結果を出すが、そういう先生はいじめられている。 第3に、立派な先生のじゃまをする。「学年で足並みをそろえましょう」ということで「工夫する教師」「努力する教師」の足をひっぱる。「足並みをそろえる」とは、
東京都知事選に立候補を予定している細川護煕元首相(76)の陣営は17日、脱原発政策や佐川急便からの借金問題への釈明について調整を続けた。 公約発表を先送りしている細川氏陣営は、かつて首相退陣のきっかけとなった1億円の借金問題に加え、2020年東京五輪をめぐる細川氏発言を与党が問題視していることを踏まえ、対応を協議した。 関係者によると、借金問題で国民の信頼を裏切ったことは「おわび」する方向で調整。東日本大震災の復興を優先するため五輪招致に消極的だったことは率直に認めるべきだとの意見が陣営内にあるという。 細川氏はジャーナリストの池上彰氏が昨年出版した著書のインタビューで「安倍さんが『オリンピックは原発問題があるから辞退する』と言ったら、日本に対する世界の評価は、もう格段に違ったものになっていたと思う」などと語っていた。
絶滅の恐れがある淡水魚「ミヤコタナゴ」を無許可で譲り受けたなどとして、警視庁生活環境課は14日、種の保存法違反と文化財保護法違反容疑で、いずれも東京都荒川区に住む会社役員(60)の男ら3人を書類送検した。同課によると、3人は容疑を認めているという。 送検容疑は平成24年5月、国の許可を得ずに、別の会社役員(54)から知人男性(66)を通じてミヤコタナゴ28匹を無償で譲り受けたなどとしている。 ミヤコタナゴは関東近県に生息するが、繁殖が困難とされ、昭和29年に天然記念物、平成6年には絶滅の恐れのある国内希少野生動植物種に指定された。 譲り受けた会社役員は専門書や熱帯魚店の助言などを参考に繁殖に成功し、28匹は1121匹に増加。25年7月、文化庁に「増えすぎたので引き取ってほしい」と連絡して発覚した。
個人事務所の30代の男性マネジャーを殴って負傷させたとして警視庁四谷署がお笑い芸人の楽しんご=本名・佐藤信吾=さん(34)を、傷害容疑で近く書類送検する方針を固めたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。事件後に楽しんごさんから現金100万円を脅し取ったとして、このマネジャーも恐喝容疑で捜査している。 楽しんごさんは7月21日朝、東京都新宿区の自宅マンションでマネジャーの顔や腹を複数回殴り、軽傷を負わせた疑いがもたれている。同日は参院選の投票日で、任意聴取に「投票に行こうとしたのに頼んだ時間に起こしてもらえず、その後の態度にも腹が立った」などと供述している。 マネジャーは昨年5月ごろに楽しんごさんと知り合い、個人事務所でスケジュール管理などをしていたが、事件後に退職。「カネを払わなければ暴行の事実をばらす」と脅迫し、100万円を受け取った。その後、現金を返し、9月に同署に被害届を出して
メイド喫茶の女性店員を刃物で脅して現金を奪ったとして、警視庁万世橋署は強盗の疑いで、当時19歳の神奈川県の専門学校生の男(20)を逮捕した。同署によると、「バイクの修理代が欲しかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は11月3日午後8時半ごろ、東京都千代田区外神田のメイド喫茶「めいどりーみん」で、レジにいた女性店員(25)にナイフを突きつけて「動かないでね」と脅し、現金約13万5千円を奪ったとしている。 同署によると、男は店内で飲食した後、支払いを装って現金を要求。タクシーで逃走しており、乗車記録や店周辺の防犯カメラの映像などから男の関与が浮上した。男は以前に友人と同店を訪れたことがあり、「レジが出入り口に近く、店員が女性ばかりで逃走が容易だと思った」などと供述しているという。
19日夕、東京・霞が関の中央合同庁舎4号館。最上階の会議室に、内閣法制局長官経験者らが集まった。 現役幹部を交えて意見交換を行う恒例の「参与会」のためで、この日のテーマは「携帯電話のクーリングオフ」。クーリングオフとは契約書を受け取った日から一定期間は契約を無条件で解除できる制度のことだが、首相の安倍晋三が8月に駐仏大使から抜擢(ばってき)したばかりの長官、小松一郎は目立った発言をしなかった。 「(法律の)技術的な話がほとんどで、小松氏は議論についていけていないようだった」 出席者の一人は、そのときの小松の様子を“上から目線”で振り返った。 内閣法制局は、法務、財務、総務、経済産業の4省から寄せ集めた官僚を中心に組織された内閣の一部局でしかない。それが、わが国の安全保障のあり方や行方を左右している。「法の番人」と呼ばれ、時に首相の政策判断にも逆らってきた。 安倍は、伏魔殿とさえいわれている
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