「助けてくれーい。拘置所から出られない!」と叫んだのは、サウジアラビアで交通事故にあった時。身元の確認が済むまで拘置所に入ったのだが、筆者はこの時は相当あわてたものだ。危機管理という意味では、焦りは禁物だ。 サウジアラビアで、筆者自身が交通事故にあった時には、身元の確認が済むまで、拘置所に入った。筆者はこの時は相当あわてたものだ。必死になって、警察署長の電話を使わせてもらって、サウジ人である友人にコンタクトを取り、「助けてくれーい。拘置所から出られない!」と叫んだ。 結局、2時間程で解放されたのは、友人が身元保証してくれたおかげだ。拘置所を出て、自宅に戻るとヨメサンがおにぎりを握っていた。 「あれもう出てきちゃったの。珍しい体験だから、もう少しゆっくりしてくればよかったのに。せっかくだから、おにぎりの差し入れでもと思っていたのよ」と言うのには、呆れた。心配するより好奇心の方が先の人だ。ヨメ
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