新党「おおさか維新の会」の代表に就任した大阪市の橋下市長は、記者会見で、今後の党運営について、地方分権型の政治という価値観を共有できる議員の個別の参加は拒まないものの、他党との合流には否定的な考えを示しました。 その一方で、橋下市長は「今、見渡すと、われわれと同じ綱領や政治的価値観を持つ政党はないので、ほかの政党と一緒になるのは絶対にありえない」と述べ、他党との合流には否定的な考えを示しました。 また、橋下市長は、新党の幹事長に大阪府の松井知事、政務調査会長に吉村洋文元衆議院議員が就任したものの、この人事は暫定的なものであり、来月の大阪ダブル選挙のあと、党大会を開いて、改めて人事を行うべきだという考えを示しました。 そして、橋下市長は、市長としての任期が終わる12月18日以降の新党への関与について、「院政なんてできるわけがない」と述べる一方で、「党の法律政策顧問ができるなら挑戦したい」と述