東日本大震災から2011年9月11日で半年が過ぎた。気象情報などを扱う株式会社ウェザーニューズは8日、東北大などと共同で行った「東日本大震災 津波調査」の調査結果を発表した。調査によると、東日本大震災にともなう津波で浸水した場所にいた人のうち、生存者は地震発生後平均19分以内に避難を開始していたのに対し、犠牲者は平均21分かかっていたとみられる。わずか2分の違いが生死をわけたことになる。 調査は株式会社ウェザーニュースと東北大学の今村文彦教授、京都大学の矢守克也教授が共同で行ったもので、北海道や千葉県を含む太平洋沿岸の1道6県で被災した人から、自身と犠牲者に関する回答、合計5296件を得た。 このなかで、震災発生後の津波で浸水した場所にいた人に対する「地震発生から何分後に避難したか?」という問いに対し、生存者は「直後」が11%、「5分以内」が12%、「10分以内」が10%、「20分以内」が
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