日本電信電話(NTT)と電通は16日、デジタルサイネージの広告メディアとしての価値を確立し、メディア化を推進するためのフィールド実験を共同で実施すると発表した。 NTTは、昨年11月より、複数メーカーの配信システムを、統一的なインターフェイスでネットワーク化し、スケジューリングして一括配信する「メタデータ配信管理統合化技術(以下、配信管理統合化技術)」に関するフィールド実験を京浜急行電鉄の品川駅、羽田空港駅、横浜駅で行ってきた。今回の実験では、花王、サッポロビール、日本コカ・コーラ、日本電信電話、日本マクドナルド、パナソニックの6社の企業から、広告コンテンツの提供を受け、鉄道・商業施設などに設置されているデジタルサイネージに対して、ロケーションや時間帯に応じてさまざまなタイプの広告を配信し、1日約350万人が視聴可能な規模のデジタルサイネージを活用し、最適な配信手法やクリエーティブ手法を検