24日午後7時50分ごろ、東京都品川区西大井のJR横須賀線線路上に架かる陸橋付近から、タクシー1台が約10メートル転落、千葉発横須賀行き下り普通列車と接触した。警視庁大井署と東京消防庁によると、タクシーの運転手と男性客の計2人が負傷したが、軽傷という。列車には約1500人が乗っていたとみられるが、けが人はいなかった。 この事故で横須賀線は東京―久里浜間の上下線で運転を見合わせた。 大井署やJR東日本によると、タクシーは陸橋に出る脇道を走行中、カーブを曲がり切れず転落したとみられる。上下線の線路の間に落ちたとみられ、列車の側面と接触した可能性が高いという。 現場は西大井駅から南に約500メートル。JR東は乗客を同駅に歩いて誘導した。 [時事通信社]