「『ラジオは時代の1番バッター』と言っていた時代があった」――ニッポン放送デジタルメディア局長の近衛正通氏は8月30日、パネルディスカッション「ラジオコミュニティの未来」(デジタルガレージ主催)で、そんな過去を振り返った。 「オールナイトニッポン」の放送内容が翌日、学校で話題になっていた20年ほど前。“4番バッター”のテレビが動き出す前に、ブームの種を真っ先に見つけ出すのがラジオだった。 左からニッポン放送デジタルメディア局長の近衛正通氏、シーサー チーフプロデューサーの舟田善氏、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティングの今野多久郎バークスエグゼクティブ・プロデューサー しかし「今は、誰もが1番バッターになれる」と近衛氏は言う。ネットを使えば誰でも簡単に情報発信できる現代。テキストを簡単に公開できるブログが普及し、音声を発信できるポッドキャスティングもブームの兆しを見せ始めた(関連記
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