高速道路の案内標識は緑に白抜き文字のものが使われますが、NEXCOと首都高とでは、形だけでなく緑の色や書体も微妙に異なります。こうした標識は、路線や道路管理者によっても違いが見られるそうです。 首都高のほうが明るい 緑の地に白抜き文字で構成される高速道路の案内標識。実はNEXCOと首都高で文字の書体や緑の色が微妙に異なり、「NEXCOグリーン」「首都高グリーン」なる通称もあるそうです。 拡大画像 案内標識の例。左がNEXCO、右が首都高のもので、色が異なる(いずれも中島洋平撮影)。 道路標識メーカーのアークノハラ(東京都新宿区)に、詳しく話を聞きました。 ――NEXCOと首都高とで、標識の緑色がどう違うのでしょうか? 首都高さんのほうが明るい緑を使っています。高速道路の案内標識の地色は、法令で緑色と決まってはいますが、その明暗に決まりはありません。もともとは日本道路公団(NEXCOの前身)