私たちが日常使っている陶磁器の茶碗やお皿は、陶土と呼ばれる粘土質の土を主原料に作られています。しかし、その土は無限にあるわけではありません。最近は「良質な土」の枯渇化がすすみ、海外から土を輸入している陶磁器産地もあるとか。そんな中、陶磁器のリサイクルが進められているという話を聞きました。 陶磁器は1300℃前後の高温で焼いて作るため、これまで、リサイクルは難しいと考えられていました。しかし、その難問に取り組んでいる地域があります。岐阜県の美濃焼の産地です。「グリーンライフ21プロジェクト」と名付けられたその活動は、美濃焼の有志企業30社が集まって共同のプロジェクトとして始まりました。専門家や行政も一緒になり、1997年に研究会が発足。1年後には製品化が始まり、2000年には本格稼働しました。回収した陶磁器の使用済み食器を粉砕して原料に混ぜていくのですが、現在ではリサイクル原料を50%混ぜる
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