昔と今のデジカメ性能の違いで一番目立つのは、「画素数」ではないだろうか。デジカメ黎明期は数十万画素だったのが、今や1000万画素は当たり前になっている。 ところで、この画素数というものは、どこまで増やすことが可能なのか。イメージセンサーの大手メーカーであるソニーにきいてみた。 デジカメで写真が撮れるのは、フィルムの代わりに「電子の眼」といわれるイメージセンサー(CCDまたはCMOS)で、レンズから入ってくる「画像」を電気的に読み取るから。そして、このイメージセンサーが読み取れる画像の情報量を表すのが画素数だ。 画素数が多いほど画像の情報量も多く、大きく伸ばしてもシャープな写真が得られる。 ソニーはこのイメージセンサーの分野で1970年のCCD開発から現在まで、製品改良を続けてきており、最近では『エクスモア』という高速・高画質が特徴のCMOSセンサーを世に送り出している。 さて、デジカメの画