久しぶりにR30さんが”「日本語吹き替え番組禁止法」はいかが?”というエントリーを更新していた。ニュースであれ、映画であれ「日本語吹き替え」があらゆるところで、かなり手厚いレベルでなされていることそのものが日本人の英語力の低下を招いている、という骨子でなかなか面白い。「母国語吹き替え」サービスのレベルは国の経済状況によって異なり、貧しい国ほど「母国語吹き替え」サービスに乏しく、英語コンテンツしかみることができないため、英語力が強いという仮説は新鮮かつ納得感がある。 この高度な「日本語吹き替え」サービスを当然のことと思う日本人体質というのは、私のように外資系のIT企業に勤める人間には結構やっかいで、あらゆるものに日本語化が求められ、日本語化の度合いが薄いことイコール日本マーケットへの投資が不十分ととらえられてしまう。確かに、「サービスを提供するお客様の母国語の文書をそろえるなんて当たり前じゃ