日本のデザインにスポットを当て、その未来を探る展覧会「日本のデザイン2011」が東京・六本木の東京ミッドタウン・デザインハブにて6月5日(日)まで開催されている。 昨年に引き続き2回目となる「日本のデザイン」展は、梅原真、森本千絵、山中俊治の3人のデザイナーによる旅の模様を「写真」と「ことば」で編集し、それぞれの土地で出会った「モノ」を加えて展示するというもの。 風土を活かしたデザインで地域のブランドを元気にさせるデザイナー・梅原真は、新たな出会いを求めて秋田県秋田市へ。数々のTVCM・広告等のアートディレクションで知られる森本千絵は、自分のルーツを探りに兵庫県篠山市を訪問。腕時計からsuicaの改札機、ロボットの開発まで工学とデザインを結びつけるプロダクトデザイナーの山中俊治は、世界一美しいロケット発射場との再会を果たしに鹿児島県種子島に向う。 展示からは、それぞれの持つ独自の視点や