長野県内では雪の重みで倒れた木が道路を塞ぎ、松本市と山形村で温泉旅館や別荘などに通じる道路が通行できなくなっていて、依然として合わせて260人余りが孤立した状態になっています。けが人や体調が悪い人はいないということで、一部の地域では警察や消防が救助に向かっています。 また、松本市の美ヶ原のホテルに通じる唯一の林道も通行止めとなっていますが、停電などはしておらず、利用客と従業員、合わせて116人の中に体調を崩した人などはいないということです。市によりますと、通行止めは30日中に解除される見通しです。 また、山形村の南西部の清水高原でも村道がおよそ8キロの区間で通行止めになっていて、別荘4世帯と宿泊施設1施設などが孤立し、合わせて26人が取り残されているということです。村によりますと、けがをしている人や体調が悪くなった人はいませんが、道路の復旧のめどは立っていないということです。 倒木の影響で