「民意」から、人がそれぞれの持ち場で活躍する「実験」へ。注目の新刊、『実験の民主主義』の刊行を記念し、著者の宇野重規さんと聞き手をつとめた若林恵さんのトークイベントを開催します。 ポピュリズム、名ばかりの選挙、独裁、世論の分断、戦争――。デジタルが社会を一変させるなか、政治は分断を生み、民主主義は「死んだ」「奪われた」と言われています。 どうすれば、よき社会を実現できるのでしょうか? 200年前、フランス革命とアメリカ革命を経た大変動の時代に、「民主主義の実験場」アメリカを旅した若きフランス人がいました。のちに『アメリカのデモクラシー』という名著を生みだし、民主主義の未来を予言した思想家トクヴィルです。 本イベントでは、この旅する思想家を現代に蘇らせ、デジタルテクノロジーが進展する「新しい時代」を一緒に訪ねます。平等・結社・行政・市民の可能性を読みなおし、民主主義をアップデートする「実験」