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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (405)

  • 科学のみならず人生全般にも当てはまる教訓: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、Webサイトのアクセスログ解析からベキ分布の傾向を探ったり、東証1部上場企業のWebサイトを200社あまり調査したりしてみて、あらためて感じるのは、普段、僕らがいかに勝手な思い込みだったり、目に見える範囲の印象だけで物事を判断してしまっているかということです。 科学のみならず人生全般にも当てはまる教訓がふたつある。第一に、よほど注意を払わないかぎり、なじみ深い巨視的な現象から未知の微視的な現象を正しく推し量ることはできない。現実を一皮めくれば、混沌が渦巻いているのである。第二に、数量が一致しても、特殊な条件下では真理の審判の目を曇らせることがある。 これは、科学のみならず、そして人生全般のみならず、マーケティングにも当てはまる教訓ではないでしょうか? まさに「現実を一

  • 東証1部上場企業のWebサイトの現状: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『歌うネアンデルタール』を読み終わったので、今日は感想を書こうと思っていたのですが、なんだか一日、偏頭痛が続いたので、ちょっと軽めのエントリーを。 今日は仕事で東証1部上場企業のWebサイトを200くらい、ざっと眺めてみましたが、ちょっと唖然としました。あらためて200社くらい通してみると、えっ、世の中、まだ、こんな状態なの?と思い、びっくりでした。 それこそ、Webマーケティングとかいう遥か以前の問題だと思える企業サイトが山ほどあったんです。感覚的ですが数値化すると全体の約8割はたぶんWebマーケティング以前の問題で、基的な情報設計もできていないし、まともにコミュニケーションしようという姿勢もないし、運用体制がつくれていないからだと考えられますが、おそらく各部門が勝手に

  • 顧客が企業にアウトソーシングしていたものが返還されはじめている: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨夜のエントリー「マーケティング空間の未来」では、「お客様は神様」ではなく、「お客様は単なる、そして、大切なパートナー」となる時代のマーケティングについて夢想した。 しかし、これは単なる夢想ではなく、ある程度、容易に予測できる未来であるとも思っています。 企業にアウトソーシングしていたものが返還される「お客様は単なる、そして、大切なパートナーです」にいただいたコメントの返信としても書きましたが、「お客様が神様でなくなる」ということは、これまで客側が企業にやってもらっていたことをセルフサービスでやるようになるということだと思います。企業にアウトソーシングしていた製造やサービス的な部分を、自分の側に引き寄せるようになるんだと思います。ある意味でこれは、マルクスが「搾取」と呼んだ

  • マーケティング空間の未来: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 どうも最近、マーケティングって分が悪いね。 マーケティングやってるほうは必死に「売ろう」として、あれやこれや考えてるんでしょうけど、いろんなブログを見たり、いろんな人が言ってることをざっくりと総合して判断すると、どうも企業のマーケティングに対する印象って「押し売り」「スパム」っていう印象ですよね。 実際、買う側のことなど、考えずに売ることばっかり考えてるような印象は僕でも持ちます。なんだかんだいってでてくる言葉といえば「いいものを作れば売れる」って、また売ることかよって感じます。 これは金儲けを否定するっていうのとはちょっと違うんです。 「売る」ことが儲けることだと無邪気に思っていることに対して「?」を感じるんです。 当然、買う側は「買う」んじゃなくて「欲しい」んです。それ

  • ある方の『マーケティング2.0』に関する感想を読んで: DESIGN IT! w/LOVE

    執筆を手伝わせてもらったものの1人としては悔しいですが、すなおに勉強になります。 感想を一言で表現すると; 「金と時間返せ」 こんなもん読まなくていいわ。ばからしい。ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君なら常識的に理解してそうな内容。 「ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君なら常識的に理解」というのはもっともだ。なにも「事業会社のマーケティング担当者」に向けて書く場合でも、へんに敷居を下げようなんて身勝手で役に立たない配慮なんてする必要はなかったなと強く感じた。それはむしろ読んでくれる人に失礼だったように思う。 それこそ市場にいるのは「ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君」も含む人たちなのだから、マーケティング担当者が「ニート諸君なら常識的に理解」できる内容ばかりではなく、「ニート諸君」でも「へぇ~」って思うようなことくらいわかってないと(あるいは

  • 制御された不完全な秩序とカオスの中に芽生える秩序: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日もWebのベキ分布を示す法則性が気になって、今度はページごとのサイト内リンクの数を調べてみました。あるページに他のページからどれだけのリンクがはられているかってことです。 結果を示す前に、何故そんなことを調べたかを説明しておきましょう。 Webのネットワークがもつスケールフリーの法則性を発見したアルバート=ラズロ・バラバシは著書『新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く』の中で、Webのネットワークの各ノードがもつリンク数を調査した結果をみたときの驚きを次のように書いています。 われわれはリンク数の度数分布を両対数グラフに表し、それをうまくなぞるような関数を探してみた。その結果にわれわれは度肝を抜かれた。リンク数の度数分布は、数学でいうところの「ベキ法則」にぴたりと合

  • フローの空間: DESIGN IT! w/LOVE

    この言葉が妙に気になっているんですよ、最近。 新たなグローバル都市自体が、場所であると同時にプロセスとなる。人々は今なお場所において暮らしているが、機能や権力が組織されるのはフローの空間なのである。 結局、最近のエントリーでベキ法則や対数などをつかって、Webまわりの動きを追っているのも「フローの空間」というのをすごく意識しているからだったりします。 昨日も「対数の世界でのマーケティング」の中で触れましたが、「ベキ分布にしても、これまで書いてきたように実は昔から存在はしていたわけで、ただ、その極度なバラつきは正規分布のような世界に慣れ親しんだビジネスシーンではマネジメントのしようがなかった」けれど、だんだんとネットやIT技術が進歩する中で、これまで見えなかった微細な流れの集まりが可視化されはじめ、「見えていればその流れにうまくのって、ユーザーの動きに自分たちの動きを重ね合わせることでマネ

  • 対数の世界でのマーケティング: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「ロングテールと口コミ」などで、ベキ分布を表現するのに、両対数グラフを使ってきましたが、そもそも対数というのがあまり馴染みがないもののようです。 対数そのものの説明に関しては、以下のページを参考にしていただくとして、 対数とはどんな数か?常用対数 - Wikipedia自然対数 - Wikipedia このエントリーでは対数をつかうと何が便利かということを簡単に紹介しておくことにします。 掛け算を足し算のように扱えるまず、よく言われるのは、対数をつかうと掛け算を足し算のように扱うことができるということです。特に大きな数の掛け算だとこれが便利です。 (前略)数値があっという間に大きくなってしまうので、そのままではじつに理解しづらい。対数は、そういう現象の数値を小さく置き換え、

  • 情報の樹の根っこ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日、社長がお昼をべながらおもしろい話をしていたので、自分の解釈も交えつつメモ。 もともとの情報は樹の根っこみたいに、無計画にあちこちに向かって、まったく整然としない方向に向いてるものだ、と。 それを何がしかのコンセプト-ルールにも基づきツリー構造(幹、枝、葉、花、etc.)として整理していく。設計というプロセス。 Webサイトの情報設計でも同じですね。もともと整理されたツリーがあるわけではない。しかし、何がしかの整理がなければ、ユーザビリティは確保できません。 情報構造。エリア-グリッド設計。ラベリング、見栄え、振る舞い。根っこにあるバラバラの情報を、整理して構造化していくプロセス。 そして「答えはない」。あるいは、答えは1つではない、といってもいいかもしれません。 決

  • ロングテールと口コミ:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日、ふと思いついたのだが、口コミという視点からロングテールを捉えなおしてみると、実はマーケティング環境というのは昔からずっとベキ分布にしたがう空間だったのではないかと思えました。 まずはこのことを順番をおって説明していこうと思います。 ページビューのベキ分布を完成させる先日、以下の2つのエントリーで、Webサイトのアクセスログ解析データから見られるベキ分布について紹介しました。 流入キーワードもベキ分布だった!ベキ分布を示すWebの法則性そこで明らかになったのは、Webサイトのアクセスログデータを検証すると、ベキ分布を示すものとそうでないものの2つのタイプがありそうだということでした。ページ単位でみたページビューや閲覧時間など、対象となるサイトのページ数に大きく影響を受け

  • ハイジ:変化を望むなら他人を変えるのではなく自分を変えよ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日は恵比寿で、映画「ハイジ」を観てきました。 ハイジ公式サイト:http://www.heidi-movie.jp/ 行く前はあまりに有名すぎるアニメの印象が強すぎて、実写の世界にうまく入り込めないかなという心配もありましたが、しばらく観ているうちにそんな心配はいっさいなくなりました。 「口笛はなぜ遠くまで聞こえるの~」というタイトル曲こそ聴こえてこないもの、お馴染みのアルムおんじ、ペーター、クララが登場するストーリーは、アニメとはまた違ったものの親しみが感じられるものでした。 ハイジはかわいかったし、フランクフルトのクララの家でハイジがおんじの住むアルプスの山を恋しがって夢遊病になってしまうシーンなどは涙も出てしまいました。 何より一番印象深かったシーンは、フランクフル

    s1090018
    s1090018 2006/08/21
    これはものすごい共感します
  • イニシャルからランニングへ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 やってることは違えど、とても共感を覚えたので。 僕がWeb2.0系エンジニアで尊敬するのは、初期構築技術はもちろんのこと運用技術についてちゃんと理解していること。はてなもmixiもライブドアもAmazonも、もちろんGoogleも、作るだけじゃなくてちゃんと動かしていることがすごいのです。 システム開発でもそのとおりだし、Webサイトの設計というビジュアルデザイン、インフォメーションデザインを含めても、イニシャルからランニングへ、初期構築から運用へという流れはとても必要だと感じます。 前に伊勢神宮の式年遷宮などの話題をだしたのもそういう観点があったからで、建物そのものの維持ではなく、20年に一度つくりかえることも含めて神宮という存在自体を維持しようという意思が運用プロセスと

  • 情報社会は監視社会である: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 当にそのとおりだと思っていたんですけど、こうはっきり書かれると唸りますね。 情報社会は必然的に監視社会であって、新たなテクノロジーに強く依存する。だが、それに加えて、監視社会とは、統合された情報インフラのおかげで、社会生活の各部門に監視が浸透するという意味でもあるのだ。国家による監視が支配的であるどころか、監視は今や、労働の現場や消費の場面にも同様に見出される。 それどころか、監視は今や、個人が利用するブログやSNSRSSリーダーにも同様に見出される。このが書かれた2001年からさらに進化したテクノロジーによって監視の問題はさらに社会に浸透しているのだといってよいのではないかと思います。 監視の2面性監視というと、どうしてもネガティブな面ばかりを思い浮かべてしまいます

  • 僕的には楽天って結構2.0だったと思うんですよ: DESIGN IT! w/LOVE

    トラックバックをいただいたので、ちょっと感想をば。 楽天も馴染まないなら、「Web2.0」について語ったり、「楽天2.0」という単語を使わんかったらええのに。 Web2.0をサービスとして事業展開している企業よりも、既存のビジネスモデルで事業展開を行っている企業のほうがビジネスとしては成功している企業が多いし、楽天もそうやのに。 確かに僕も楽天に「Web2.0」とか「楽天2.0」とかって言葉は馴染まないな~って思いますw でもね。実は僕的には楽天って結構2.0だったと思うんですよ。正確には「だった」かな? Shoulder.jpさんも書いてる「出店者向けにはWebサービスやってる」っていうのは、実は案外2.0的なんじゃないかって思います。 最後のほうにB2Dモデルの成立条件として引用されている「B2Dのメリットを理解し、永続的にWebサービスAPIを提供できる文化がある」という部分も楽天

  • 「データというメスでネット企業を『解剖』する」ということ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、磯崎さんの「グーグルは「広告業」ではない」という記事に関する反応をいろんなブログで目にしたりします。 この記事、元はといえば、磯崎さんのブログ isologue のこのエントリー「グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle)」から派生しているものだと思います。 磯崎さんの記事も、それについての反応もそれぞれ興味深いんですが、ここではそれらに書かれた個々の内容については一切触れません。 ここで触れるのは、そうした反応をみて感じた「あれ?」っていう部分、磯崎さんの記事の前提となっている、これ↓が意外と外部からの反応の際には抜け落ちちゃってるんじゃないの?ってことについて触れてみようと思うんです。 前回の「プロローグ」で、シリーズでは、単に定性的

    s1090018
    s1090018 2006/08/19
    定量分析オモシロス!!
  • 「間違えを恐れるあまり~」へのフィードバック: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「間違えを恐れるあまり思考のアウトプット速度を遅くしていませんか?」には、ブログやmixiの日記を通じて、いろんなフィードバックをもらえました。 みんな、いろいろ考えてるんだなと思い、勉強になりました。 すべて紹介しきれませんが、ここでいくつか目にとまったものを紹介しておきます。 プライベートならともかく、仕事の場では、多くの場合「人格批判をして逃げる」という選択肢はありません。自分の常識と相手の常識の齟齬を乗り越えて、なんとしても相手を説得しなくてはならないような場合。そんな時、自分の「当たり前」を、どこか絶対化しすぎていないか、考えるのは一つの手ではないでしょうか。

  • やっぱりベキ分布ははてブでも: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 予想はしていましたが、やっぱりこれもベキ分布でしたか。 上のグラフが何のデータを両対数グラフにしたものかというと、このブログのはてブでの人気ブックマークの数です。サンプルが250強しかないこともあって、バラつきもあるし、それほどきれいなベキ分布を示しているともいえませんが、なんとなく傾向としてはつかめます。 ※これはブックマーク数を散布図にしたものです。縦軸がブックマーク数になります。ただし、先に書いたように両軸とも対数をとっています。縦軸と横軸が何かわからないという指摘があったので。 (2006/08/19 21:20追記) 左上に2つ飛び出ているのは、 企業のWebマスターのための「せめてこれだけは使っておこう」間違えを恐れるあまり思考のアウトプット速度を遅くしていませ

  • ベキ分布を示すWebの法則性: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、昨日の「流入キーワードもベキ分布だった!」の続編です。 昨日は、Webサイトに流入してくる検索ワードのアクセス数の分布を見てみましたが、今日はその他のWebサイトのアクセスログの数値に関しても同じように両対数グラフ化することで傾向を調べてみました。 ページ単位でのページビューまずは一般的な企業サイトにおけるページ単位でのページビューの分布を昨日と同じように、両対数グラフで表現してみました。 途中まではベキ分布にみられる直線の分布をみせています。その後、サイトによって傾きは異なりますが、右のほうで急激に傾斜が変わり、曲線を描いているのがわかります。 このグラフが意味するのは、ページビューが少ないページは割と少なく、いわゆるロングテールになっていないということになります。

  • 流入キーワードもベキ分布だった!: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 高安秀樹さんの『経済物理学の発見』を読んで、ベキ分布にちょっと興味をもったので、手近なデータでそういう傾向を示すものがないか調べてみました。 調べてみたのは、Webサイトの検索エンジン経由の流入キーワード別アクセス数です。 流入キーワードにはフラクタル性が見られる「ロングテールと物理的制約」でも紹介しましたが、多くのWebサイトの検索エンジン経由の流入キーワードは単純に集計すると、たいていはロングテールみたいなグラフになります。 また、高安さんのにあった「一般に、ベキ分布にしたがうような現象にはフラクタル性があります」という言葉の通り、検索エンジン経由の流入キーワード数の上位20%が全体の約80%を占め、さらに上位20%のうちの上位20%(つまり全体の4%)も上位20%の

  • ブログ・エントリーの「本気ぶり」は何が伝えるんでしょうね?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なぜ「言葉は届いてなくても、気持ちは届いちゃう」といったような、言葉という伝達ツールを使わずに伝達が可能になるのか?と思ったわけです。 誤解のないように先に書いておくと、僕自身もそれは伝わると思ってるんです。先に引用したエントリーの最後は「ちゃんとやってれば伝達はされるから心配することなく、いいエントリーを書きましょう」と締めくくられていますが、これには完全に同意するわけです。 じゃあ、何が疑問なのかというと、「気ぶり」だったり「ちゃんとやってる」ことだったりは、言葉そのものが伝えないのだとしたら、いったい何が伝わるのか?ということなわけです。 オカルト的(非科学的)に「気持ちは伝わるものだ」と納得するのは、僕としてはちょっと気持ちが悪かったんです。なので、僕的にはそこに