ワークスペース、カフェ、滞在施設、公共空間、居住空間 。今、あらゆる用途の空間で「創発的で」「人とつながる」場づくりが進んでいます。そこに潜むのは、人や知恵すら効果的にネットワーク化したがる時代のオーダーかもしれません。あるいは、効率的に再編されすぎた世の中で、新しい居場所や共同体、価値観を取り戻そうとする人々の意思かもしれません。 いずれにしろ、そういった《場》をなんと呼ぶのかを、私たちはまだ知らない・・・もちろん、そのつくり方も。 クリエイティブな自治区を生み出す! 松戸市で実践される「アソシエーションデザイン」とは?解体新所は、そんな《場の構造》について、各分野の実践者とロフトワークの空間系プロデューサー・松井創が考察していく対談シリーズです。第1回は、千葉県松戸市の極小エリアをクリエイティブな自治区へと変転させる 「MAD Cityプロジェクト」を手がける寺井元一さんをお迎えします