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漫画家の松本零士が亡くなった。今回は“松本アニメ”のあり方について考えてみたい。 1977年から1984年いっぱいまで続いたアニメブームを振り返ると、映画『宇宙戦艦ヤマト』(1977)→『機動戦士ガンダム』(1979)→『超時空要塞マクロス』(1984)という流れで取り上げられることが多いが、この流れと並行して2つの潮流があり、ひとつが松本零士が原作・関与した“松本アニメ”の流れだった。ちなみにもうひとつは団塊ジュニアを中心に盛り上がった、『ドラえもん』(1979)を皮切りとする“藤子アニメ”の流れだった。 当時、“松本アニメ”がどれだけハイペースでリリースされていたのかを確認してみよう。 1977年 『宇宙戦艦ヤマト』(映画)、『惑星ロボ ダンガードA』 1978年 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(映画)、『宇宙戦艦ヤマト2』、『SF西遊記スタージンガー』、『宇宙海賊キャプテンハ
3月1日に新刊『アニメと戦争』が日本評論社から発売された。本書は、戦中から21世紀までの、現実・架空を問わず戦争を取り扱ったアニメを取り上げ、そのアプローチの変遷を俯瞰した1冊だ。本書第1章の「『ゲゲゲの鬼太郎』という“定点”」は、当連載の「『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズにおける“戦争”の描かれ方の変遷」を加筆・リライトしたもので、本全体の序章的な位置付けを担っている。 今回はこの『アニメと戦争』の「追補」ということで、物量の問題や話題の流れが理由で本書の中に組み込めなかった話題をひとつ取り上げたい。取り上げるのは『今、そこにいる僕』。同作は1999年10月からWOWOWで全13話が放送された作品だ。 平凡な中学生・シュウは、学校の帰り道に不思議な少女、ララ・ルゥと出会う。そこに竜のような奇妙な機械に乗った兵士が現れたかと思うと、シュウは突然見たこともない世界に立っていた。 その世界では、要塞
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