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伝承に関するs_shisuiのブックマーク (4)

  • 節分の謎: 極東ブログ

    節分である。私は節分行事にはほとんど関心がない。豆をまくのにはなんか由来があるのでしょ、くらいな認識。恵方巻に至っては、そんなもんほんとにあるんかいな知らんなくらい。しかしなぜ関心がないかというと、うまく直感に結びついてこないからだ。背景がわからないというのもある。背景というのは中華圏とのつながりのことだ。そこがわからない。そこがわからないとバレンタイン・デーのチョコレートのような偽物感がある。 中国とのつながりは道教とのつながりといってもいい。私は日文化風土はざっくり言えば道教だと思っている。なにより葬式そのものが道教(儒教)だ。しかもこれは近世になって入りこんだ。靖国神社も道教でしょと思う。だから韓国中国は気にするのだろうけど。 日の古代も道教の世界だし中世でもそう。そして近世でも、と、時代時代に道教が入り込んで日の民俗が形成されている。つまり日というのはやや特殊ではあるけ

  • 新暦七夕のこと: 極東ブログ

    昨日は七夕ということで、その手の話題をネットでもよく見かけた。が、そのうち、なんだか変な気がしてきた。七夕というのは来は旧暦でやらないと意味がないのだが、そのあたり知識がまるでわかってないんじゃないか、というか、ネットって、百科事典的な知識がコピペで伝搬しているだけなんじゃないか。なんだ、これは、という感じだ。なので、ちょっと書いておくのもいいのかもしれないと思うのだが、顧みて、自分の考えが正しいと強弁するものでもない。 まず、「七夕」と書いてどうして「たなばた」と読むかについてだが、このあたりの解説はけっこう多い。字引にも載っている。広辞苑にあるように、読みの元は「棚機」であり、「すなわち横板のついた織機の意」ということ。 これは、「棚機つ女(たなばたつめ)」の略だ。ところで、この「つ」の意味についてはあまりネットでは見かけなかった。わかってないのかも。これは「国つ神」の「つ」であり、

  • Passion For The Future: 読み替えられた日本神話

    読み替えられた日神話 スポンサード リンク ・読み替えられた日神話 日書紀は神話のスタンダードとしてその成立以降、宮廷や祭祀の人々に読み継がれてきた。中世において、その読まれ方は、読み継ぐというより読み替えというほうが正しかった。彼らは自由奔放にオリジナルを翻案改作して、別バージョンの神話を積極的に作り上げるようになった。 「中世日紀の世界。そこには『記』『紀』神話に伝わっていない。イザナギ・イザナミの両親から棄てられたヒルコのその後の運命、あるいは源平合戦のさなかに失われた三種の神器のひとつ、草薙の剣のその後の行方、あるいは伊勢神宮でアマテラスの事担当の神だったトヨウケ大神が、天地開闢の始原神、アメノミナカヌシへと変貌していく様子、さらには第六天魔王とか牛頭天王といった、古代神話には登場しない異国の神々でさえも活躍していく。もはや仏教とか神道とかいった区別さえも通用しないような

  • 「モグラが騒ぐと台風」消防庁の「災害伝承情報データベース」がスゴイ! : 裏日本ニュース

    「モグラが騒ぐと台風」 消防庁、災害の伝承を紹介(西日新聞) 「モグラが騒ぐと台風」(宮崎県)、「アリが木に登るのは大洪水の前兆」(埼玉県)。日各地に古くから伝わる自然災害や火災にまつわる「言い伝え」を集めたデータベースが17日までに総務省消防庁のホームページにお目見えした。防災の参考にしてもらおうと、同庁が都道府県を通じて収集した797件を公開している。 「ナマズが地震を予知する」という言い伝えは超有名ですが、総務省消防庁が公開した「災害伝承情報データベース」には、一般には知られていないと思われる全国の言い伝えが網羅されています。 当ブログでも毎年「カマキリおじさん」の予想として紹介している「カマキリが高い位置に卵を産めば雪が多い」(山形県)も、もちろん収録されています。 「詳細検索(エキスパート検索)」で災害種別ごとに検索すれば、地域に偏りのない言い伝えもわかります。 たとえば、自

    「モグラが騒ぐと台風」消防庁の「災害伝承情報データベース」がスゴイ! : 裏日本ニュース
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