TechCrunchによると、Appleは同社の地図アプリケーションの開発要員としてGoogleの従業員に白羽の矢を立てているそうだ(本家/.)。 iOSに標準搭載されている地図アプリケーションでは、以前はGoogle Mapsのデータを使用していたが、iOS 6ではAppleが独自にデータを調達・提供する地図アプリケーションが搭載されている。この地図アプリケーション開発には多くの元Google Mapsの開発者が携わっている模様。既にプラットフォームが完成しているGoogle Mapsでの「退屈なアップデート作業」よりも新たな製品開発に魅力を感じる開発者も多く、彼らは自主的にGoogleを去ったりAppleからの引き抜きに応じ移ってきているという。Appleは有能な開発者には当然高額な年棒を用意し、引っ越し等の費用も負担しているとのこと。 ユーザからは苦情や批判の声があがっているAppl
オープンソースプロジェクトは個人のやる気によって成り立っているが、やる気が資金問題を解決するわけではない。プロジェクトが大型化すればサイト運営やコミュニティおよびリソースの管理など、さまざまな用途で運営資金の必要性は強まるからだ。こうした中、ビル & メリンダ・ゲイツ財団が運営する The Shared Learning Collaborative (SLC) が新しい報奨金制度を提案した。SLC は教育機会を増やす「米国プログラム」の一環として運営されている教育機関 (InfoWorld の記事、SLC のリリース、本家 /. 記事より) 。 今回 SLC の提示した報奨金プログラムは、あらかじめ SLC 側で二つのテーマを決め、完成したプログラムの中から最良の出来と判断された開発者のチームに報奨金が支払われるコンペタイプ。報奨金は一つのテーマにつき 75,000 ドル、合計 15 万ド
今後 10 年から 20 年ほどのスパンで世界的な食料危機が訪れると言われている。そこで、森林生態学者の Steven Running 博士ら、モンタナ大学の研究チームは 1982 年以降の衛星観測記録と NASA の地球観測システムのデータを組み合わせて、植物が光合成により生産する有機物の量を示す「純一次生産」を調査することで、地球上の植物の総量に変化があるかを確認した。その結果、植物が出す炭素は毎年 53.6 ペタグラムであり、純一次生産はほぼ一定のままであったという。つまり陸上植物の総量は過去 30 年間、変わっていないという結論だ (The New York Times の記事、本家 /. 記事、DOI: 10.1126/science.1227620 より) 。 Running 博士によれば、地球環境には一定のしきい値があり、地球上の有限植物は植物全体の生産性の上限「生命の限界」
プリントアウトした方が間違いに気づきやすいワケ - A Successful Failure 透過光、反射光の違いで、反射光である印刷物の方が間違いに気付きやすいという話が話題を集めていた。 どうして紙にプリントアウトした方が圧倒的に間違いに気付きやすいのか - Togetter この話題は以前も盛り上がっていた。 これ、自分は見る姿勢の問題だと思っていた。モニターを見る姿勢より、視線を落とした印刷物の方が落ち着いてチェックしやすいんだという考え。でも、デジタル入稿以前のことを考えれば、自分の考えはもちろん、透過光、反射光も関係ないことがわかる。 それは、デジタル入稿ではない原稿用紙で入稿していた時代でも、とんでもない誤植を原稿用紙の段階で見逃し、文字だけのゲラ(写真などは入っていない写植だけのもの)ができあがっても見逃し、初校が出てきた段階で初めて気付くということはよくあったからだ。 同
(第297号、通巻317号) うがった見方をすると、文化庁の国語世論調査の対象になった単語について当の文化庁の担当職員も“正解”の意味で使っている人はきわめて少ないと思う。 文化庁が平成7年度(1995年度)からは毎年行っている「国語に関する世論調査」の平成23年度の結果が9月20日に公表された。興味深いデータがいくつかあったが、中でも驚いたのは、このブログの書き出しの太字部分の「うがった見方」の意味だ。調査では、「うがった見方をする」という言葉は,A)物事の本質を捉えた見方をする B)疑って掛かるような見方をする、のどちらの意味で使っているか、と質問しており、それに対してA)と答えた人が26.4パーセント、B)とした人が48.2パーセントだったという《注》。 私自身の語感で言えば、A)もB)もしっくりこないが、二者択一で迫られたらB)と答えただろう。ところが、文化庁が本来の意味として“正
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