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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (12)

  • 一度の充電で1000km走行できる自転車向け回生電動アシストシステム

    太陽誘電は2024年4月22日、一度の充電で最大1000kmの走行を可能とする回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を開発したと発表した。ニデックが開発した回生システム対応の高効率な電動アシスト自転車用モーターを搭載している。 同システムは、ブレーキをかけた場合の減速時や下り坂で速度を抑えているときに、モーターを使って発電しバッテリーに充電するため、運動エネルギーの回収と再利用を可能とし省エネにも寄与する。加えて、下り坂では回生ブレーキが作動して速度が抑えられるため安全に走行できる。 今回、ニデックが新規開発した回生システム対応の電動アシスト自転車用モーターは、これまでのモデルと比べて回生電力が30%向上している。同モーターと太陽誘電の省電力技術や電源制御技術を掛け合わせることで、一度の充電で最大1000 kmもの長距離走行ができる回生電動アシストシステムの開発を可能とした。

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    s_shisui
    s_shisui 2024/05/15
  • 耳をふさがず音漏れは最小に、逆相で音を打ち消す新技術搭載のイヤフォン

    2022年7月、NTTソノリティという会社から、「nwm MWE001」という一風変わったワイヤードイヤフォンがクラウドファンディングサイトに登場した。耳をふさがないオープン型イヤフォンでありながら、音漏れが小さいという。 「耳をふさがない」というのは、コロナ禍に突入した2020年春頃から急速にトレンド化し、多くのメーカーが参入したわけだが、耳穴にドライバーを入れる密閉型でなければ、シャカシャカという音漏れは避けられない。しかし、これを「逆相の音」を使って打ち消す「PSZ技術」が搭載されているという。 PSZとは「Personalized Sound Zone」の略で、NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した技術だ。NTTソノリティはこの技術を使って広く製品展開をするために2021年9月設立された、新しい会社である。 追って2022年12月には、同様の機能を持つBluetoot

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    s_shisui 2023/03/24
  • 息を吹きかけて健康チェックが可能に? 東芝の呼気分析器

    東芝が発表した小型の呼気分析装置は、アセトンやメタンなど、健康状態のモニタリングに有用な呼気成分を分析できる。2014年4月には早稲田大学が、同装置を使用して脂肪酸代謝を評価する実証実験をスタートする予定だ。 東芝は2014年3月18日、健康状態のモニタリングや病気の診断といった用途向けに、呼気中の微量ガスを分析する呼気分析装置を開発したと発表した。半導体製造時のガス分析技術を応用したもの。装置内に息を吹き込み、その呼気に赤外線レーザーを照射して、吸収スペクトルから成分を分離/検出する。 同装置は、光源に量子カスケードレーザーを採用することで、据え置き型の分析装置と同等の測定精度を卓上サイズで実現した。量子カスケードレーザーとは、中赤外(4~10μm)に発振波長を持つ半導体レーザーである。 現時点で分析可能な成分はアセトアルデヒド、アセトン、メタンの3種類。アセトアルデヒドは二日酔いを引き

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    s_shisui 2014/03/26
  • 日本の“安定した基盤”がモノづくりに与える意味とは?

    前回から引き続き「小寺信良が見たモノづくりの現場」で取り上げてきたさまざまなモノづくりの現場をあらためて総括する2回目である。 国内生産における必勝パターンとして、「多品種・少量生産をいかに低コスト化するか」あるいは「精度の高いハイエンドモデルをいかに短時間で作るか」ということがポイントだということを紹介したが、今回は「なぜ日で作る意味があるのか」という、その背景部分に触れていきたいと思う。 日で作る合理性や妥当性 日は戦後復興、高度経済成長を経て、旺盛な国内需要に後押しされる形で多くのメーカーが立ちあがった。これだけ小さな国の中に、世界に名だたる企業がひしめき合っているのは、世界的に見てもかなり特殊である。 ただ、バブル崩壊後から長らく続いた不況と、アジア地域の活性化というバランスの中で、多くのメーカーが海外に工場を進出させてきた。さらには2004年の新潟県中越沖地震、2011年の

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    s_shisui
    s_shisui 2014/01/22
  • 搭乗型巨大ロボット「はじめロボット43号機」が大阪市西淀川の町工場で誕生

    搭乗型巨大ロボット「はじめロボット43号機」が大阪市西淀川の町工場で誕生:これが浪速のアナハイム・エレクトロニクスや~(1/2 ページ) 2012年8月25日に開催された「西淀川ものづくりまつり2012」において、大阪の町工場で製作された搭乗型巨大ロボット「はじめロボット43号機」がデビューした。開発者の坂元氏が搭乗し、あの名ゼリフを叫び、歩行デモンストレーションを披露した。 搭乗型巨大ロボット、西淀川ものづくりまつり2012に立つ! ――大阪湾最奥部に位置する西淀川区は、古くからモノづくりの町で知られている。区内では、3年前から子どもたちに地元のモノづくり企業をアピールし、モノを作る喜びと楽しさを体験してもらおうと、「西淀川ものづくりまつり」を開催している。 2012年8月25日に開催された「西淀川ものづくりまつり2012」では、“モノづくりの原点を経験する”という趣旨で、文鎮やネーム

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    s_shisui 2012/09/05
  • (本来は)MacBook Airの後追いではない――インテルの「Ultrabook」が本当に目指すもの

    来は)MacBook Airの後追いではない――インテルの「Ultrabook」が当に目指すもの:田雅一のエンベデッドコラム(13)(1/2 ページ) 「Ultrabook」は、しばしばMacBook Airの“マネ”だといわれることがある。軽量・薄型、そして洗練されたデザインは確かに似ている。しかし、インテルがUltrabookで当に目指しているのは、見た目やスペックだけでは表すことのできない、“日常の道具”としての進化なのだ。 ここ数年、インテルはコンシューマに対するブランディングを、あの手この手で展開してきた。「Centrino(セントリーノ)」を訴求するため、鳥の着ぐるみを着た家族の寸劇をCMで展開した時のことも鮮明に思い出せるが、今度は「Ultrabook」のプロモーションで虎のマスクをかぶるキャラクターを引っ張り出してきた。 もちろん、連載でこうした“ブランディング

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    s_shisui 2012/03/27
  • 若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)

    ビーサイズ(Bsize)は、神奈川県小田原市にある家電メーカーだ。同社が開発・販売する製品が、LEDデスクライト「STROKE(ストローク)」(2011年12月27日に発売)。既に、独「red dot design award 2012」「2011年度 グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)」も受賞した。 STROKEのキャッチコピーは、「最高の光、最小の構造」。その筐体は、細いパイプ1。作業者の視界を遮らず、あまり主張しないデザインとしている。光源はLEDなので省電力で、かつ6万時間持つ。演色性のクラスは1A(平均演色評価数Raで90以上)で、自然光を忠実に再現可能だ。 ライトが照らす範囲は広角になっている(以下の写真)。周囲を広く均等に照らせるため、従来のスタンドのように、「角度を変える」「高さを変える」あるいは「置く場所を変える」といったことを考えなくてもよい。また

    若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)
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    s_shisui 2012/03/14
  • スマホのカメラで食事内容を記録――ソニーの「食事写真自動判別技術」を応用したダイエット

    グリーンハウスとその関連子会社のウィットは、ソニーが開発中の事写真自動判別技術を応用した実証実験を開始。複数の料理をまとめて1枚の写真として撮影しても、その写真の中に含まれている料理の数と領域を自動的に判別し、1つ1つの料理名を自動的に推定できるという。 ダイエットや健康への興味・関心というものは、いつの時代も尽きないものだ。中高年にもなるとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防に、ウォーキングやジョギング、事制限などに取り組むなんていうことも珍しくはない。 こうしたダイエットや健康管理は長期継続こそが最大の効果を生む。しかし、長期間続けることは難しい。 最近では「毎日楽しく健康管理」をうたうような通信機能を備えた便利なデジタルヘルスケア機器なども世の中に登場し、簡単に体重・体脂肪・血圧・歩数などを計測/管理できるようにはなってきたが、事内容、つまり「何をべたか」に関しては

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    s_shisui 2012/03/14
  • 「あの現場で動けるロボットはQuinceしかない」~原発ロボットを開発する千葉工大・小柳副所長(前編)

    「あの現場で動けるロボットはQuinceしかない」~原発ロボットを開発する千葉工大・小柳副所長(前編):再検証「ロボット大国・日」(10)(1/2 ページ) 震災から1年――。今なお予断を許さない東京電力・福島第一原子力発電所の事故。この過酷な現場に投入されたのが、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)が開発したレスキューロボット「原発対応版Quince(クインス)」だ。稿では、開発責任者でfuRo副所長を務める小柳栄次氏に、これまでの開発について、そして今後のレスキューロボットについて話を聞いた。 2011年3月11日に発生した東日大震災から、間もなく1年がたとうとしている。地震と津波による甚大な被害はまだ記憶に新しいが、それに追い打ちを掛けるように起きたのが東京電力・福島第一原子力発電所の事故だ。12月に冷温停止宣言が出され、一時の危機的な状況は脱したとはいえ、建

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    s_shisui 2012/03/10
  • 「超カッケー!」チタン製“逆さゴマ”が回る仕組み

    ひとまずコマの攻撃力を高めるには、できるだけ重い物がよい。加藤氏は、コマに穴(溝)を開け、そこへ鉛を流し込む案を考えたという。しかし、穴に対し均一に溶け込まなければコマの回転が安定しないという懸念から、却下。 「でもせっかくだから、その穴をデザインとして取り入れてみようかと、ボールエンドミルで掘ってみました。そうしたら、クルマのアルミホイールのようなデザインになって、金色でキラキラして、これは『カッコイイわ~』と。『カタチは偶然の賜物(たまもの)』だと思いました」(加藤氏)。 コマ大戦に参加エントリーして以来、コマ製作は加藤氏1人で取り組んできたが、軸ぶれの問題が解消されず、大会2日前までは“1分も回らない”コマしか作れなかったという。困り果てていた同氏だったが、土壇場で強力な“助っ人”が現れた。 「大会前日、うちのベテランオペレーターが『芯をキッチリ出したやつ作ったから』と私にコマを6個

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    s_shisui 2012/02/25
    熱い
  • コガネイは、TRIZを使って本気でコマ設計していた

    前回も紹介した通り、今回のコマ大戦は心技隊の“おかしら”、ミナロの代表取締役 緑川賢司氏がふとした思い付きをFacebookに投稿したことが発端だった。そして、その投稿からコマ大戦のFacebookページが立ち上がるまでに数日程度あった――「あれ当にやるのかな? と、首を長くして企画発動を待ち望んでいました」と話すのは、今回のコマ大戦に参加したクリタテクノの取締役製造部長 黒田正和氏だ。 ゲージ屋さんとコマとエンゲージリング 今回のコマ大戦では第3位と健闘したクリタテクノは、愛知県北名古屋市のゲージメーカーだ。同社はゲージ製作のノウハウをコマに生かして参戦。 「私のメンタルの状態が対戦結果に大いに響きましたね。1、2回戦はよかったのですが、3回戦に勝ち上がると緊張のあまり手が滑ってしまい、うまく力が伝わらず、失敗してしまいました……」。緊張してさえいなければ、決勝戦までは進めたのではない

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    s_shisui
    s_shisui 2012/02/23
  • ソニーの次世代ディスプレイ「Crystal LED Display」の実現性に迫る

    ソニーの次世代ディスプレイ「Crystal LED Display」の実現性に迫る:田雅一のエンベデッドコラム(12)(1/2 ページ) 2012 International CESでソニーが発表した「Crystal LED Display」。約600万個のLEDを敷き詰めた55インチ・フルHDの映像は見る者全てを魅了した。今回は、このCrystal LED Displayの量産化・低コスト化といった“実現性”について考察したい。 最高の画質を生み出すソニーの「Crystal LED Display」 毎年恒例となっているInternational CESからハリウッドにかけての取材旅行を経て、連載の間が少し空いてしまった。この間、筆者はさまざまな製品・技術を見聞きしてきたわけだが、“モノづくり”という観点から最も興味を引かれたのがソニーの「Crystal LED Display」だ。

    ソニーの次世代ディスプレイ「Crystal LED Display」の実現性に迫る
    s_shisui
    s_shisui 2012/02/18
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