「あの子モテすぎて、ビビるんだけど」「マジでムカつく」 あるいは、愛らしい小動物を見ての「ヤバ〜い」「ヤバすぎ〜」……、 上記の言葉使いに、みなさんどのようなイメージを持ちますか? 一見、渋谷界隈の若者たち間で行き交う会話のようですが、じつは江戸時代や平安時代などかなり昔から使われてきた言葉が、随所にちりばめられています。 もうすぐ入学、入社シーズンですが、正しい言葉使いは大人の身だしなみ。 そこで、気になる若者用語の歴史について詳しく見てみましょう! 私たちが若者言葉だと思っているもののなかには、じつは古くから使われている言葉がたくさんあります。 ●「モテる」 「モテる」は江戸時代から使われている言葉で、「持てる」が語源とされています。 「持てる」には「持ち得る」の意味があり、そこから「持ちこたえる、保ち続けられる」、そして「支えられる、支持される」という意味に派生し、最終的に「もてはや