【7月28日 AFP】世界保健機関(WHO)は27日、電子たばこや類似器が健康を害するとし、若者をニコチン中毒にしようとするたばこ業界の「犯罪的」戦略に対する規制をすべきだと警告した。 テドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、「ニコチンは中毒性が強い。電子ニコチン送達システム(ENDS)は有害であり、規制を強化するべきだ」と述べた。 WHOは27日、新製品や開発中の製品に焦点を当てた「2021年世界のたばこの流行に関する報告(WHO Report on the Global Tobacco Epidemic 2021)」を公開。市民の健康を守るため、ENDSに対する規制を厳格化すべきだと訴えた。 テドロス氏は、「ENDSを禁止していない国の政府は、その害から国民を守り、子どもや若者、その他影響を受けやすい層の使用を防ぐための適切