企業にとって,自社のことや製品・サービスを知ってもらうためのWebサイトはなくてはならないものだ。今の時代,社内外の関係者やユーザーの多くは,Webサイトを通じて企業の姿を知ろうとする。これは,Webサービスやイーコマース(電子商取引)を提供している企業も同じである。ネット企業であっても,自社の姿をきちんと示すサイトは必要不可欠な存在になっている。 しかし,「自社のことを知らせる」は意外と難しい。企業の姿をきちんとアピールするには,掲載しておくべき情報や,インターネット上で情報を出すことに対するリスク管理など,備えておくべき要件があるのだ。万人が利用できるような配慮や使いやすさも,利用者の満足度向上のために不可欠である。 そこで『日経パソコン』は,国内の主要企業500社が運営するWebサイトを企業サイトとしての側面からとらえ,基本的な要件を満たしつつ,いかにビジネスに活用できているか,すな